花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ありがたき幸せ

2021年10月01日 | 環境システム科
環境システム科が誇る植物育苗室。
1年中、作物の苗を育てられるようにエアコンが完備されています。
今は少し肌寒いので暖房を入れたくなりますが、
日中は暖かいので、まだ動かさなくても大丈夫。
しかし初夏から夏にかけてはエアコンがなければ暑くて育苗できません。
この育苗室は環境システム科を代表する学校設定科目「起業チャレンジ」のために
青森県に無理をいって作ってもらったもの。
この部屋がなければ、起業チャレンジは絵に描いた餅。
本当にありがたい施設を作ってくれたものです。
さて起業チャレンジは例年であれば11月中旬にはゲームオーバー。
したがって生徒たちが立ち上げた模擬農業法人の経営も
残すところ1ヶ月ちょっと。そんな理由からなのか
今は育苗は行われていないようです。
でもご覧のとおり、扉を開けると中はLEDのピンクの光に包まれています。
よく見るとイチゴの苗が並んでいます。
育苗なのか、実験なのか分かりませんが
おそらく課題研究班が使っているようです。
このように1年中、常に利用されている施設も
そうあるものではありません。
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宝の地図

2021年10月01日 | 学校
ご覧ください。これは第1農場のイラスト地図です。
第1農場はご存知の通り、名農が誇る大果樹園。
この地図には、どこに何が植えられているかを示しています。
もちろんJGAPの認証を取得したモモもあります。
それもご丁寧に品種名も表示されています。
野菜と違って果樹は文字通り樹木なので、
毎年のように種類や品種が変わることはありません。
だからこのように地図にすることができるのです。
しかし今回、面白い書き込みを見つけました。
黒いサインペンで果樹や品種ごとに
8月下旬とか10月中旬などと書かれているのです。
間違いなくこれは収穫時期ではないでしょうか。
フルーツの里と呼ばれる青森県南部町にある名久井農業高校。
年中収穫できる果物は、もちろん町を支える宝物ですが
美味しい物好きの名農生にとっても宝物。
つまりこれは宝のありかを示す地図なのです。
よく見ると今は早生種と中生種リンゴの端境期。
ちょっとの間ですが、果物はお預けのようです。
さて今日はフローラハンターズの初取材。
どんな対応をしてくれるのでしょうか。楽しみです。
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