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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Studio FLORA

2022年11月26日 | 研究
発表動画を撮影することになったフローラハンターズ。
原稿をカンニングするという作戦を立て撮影が行われました。
これはスタジオ・フローラでの撮影の様子。
大型ディスプレイの両脇に立っているのが2人の発表者。
塩害抑制研究と三和土チームの代表者です。
パソコンを操る人は2人。
ディスプレイに映し出されたパワーポイントを操作する人と、
カンニング用パワーポイントを操作する2人です。
そしてカメラ担当。水の国際大会で動画を監督制作した彼女を抜擢しました。
先日の動画コンテストでもグランプリを受賞した実力者。
日頃から慣れているだけあって大型機材に変わっても、
ちゃんとファインダーをチェックして適切な画面を作っています。
そして面白いのは音声さん。マイクが画面に入ると
パワーポイント画面が見にくくなるとの判断で、
テレビクルーのスタッフが使う釣竿のような棒にマイクを取り付け、
上から音声を拾っています。動画はたった3分ですが、
疲れたからといって途中でマイクを下ろすわけにはいきません。
さらに話す人が変わるたびにマイクの位置を動かす必要があります。
しかしバドミントン部の彼は難なくこなしました。
前回の課題研究で1時間あまりリハーサルしたこともあり
当日はスムーズに撮影が進行。30分で撮り終えました。
カンニングという完全犯罪を成功させるために周到な準備をするフローラ。
主催者により一般公開されたらまたご案内します。
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黄色信号

2022年11月26日 | 学校
リンゴといえば、赤色に決まっていますが
トキや星の金貨など最近育成された品種は、
なぜか黄色が増えています。でもこれには理由があります。
最近、温暖化のためなかなか秋になっても気温が下がりません。
するとアントシアニンの合成が遅れ、いつまでたっても黄色のまま。
毎年のように着色が悪いと農家が困っているニュースが流れてきます。
だったら最初から黄色のリンゴを開発しようという動きになるのは自然な話。
黄色の新品種が増えているのは、こんな理由があるのです。
さてこの2つのリンゴは新品種ではありませんが、やはり黄色です。
左は王林、右はシナノゴールド。
古株ですが、ふじとともに日本を代表するリンゴです。
今、名農ではふじの収穫も終わり、現在は販売に向けての調整中。
学校の玄関でも販売が少し始まりました。
黄色のリンゴは、地球温暖化の黄色信号。
近い将来、赤いリンゴは北海道、本州は黄色と
色分けされる時代が来るかもしれません。
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