花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

繋がりを感じます

2023年04月28日 | 研究
ここにあるのはボタン電池のような小さな温度計。ロガー です。
ケーブルでパソコンと接続して測定間隔などを設定して使います。
便利なことに設定すると、あとは勝手に測定してくれるので
メンバーは毎年のように使っています。
実はこの温度計はデータがいっぱいになったら終了。
データを消去して何度も使うことができない使い捨てタイプです。
とはいってもそう簡単にいっぱいになるものではありません。
ここに7個の温度計がありますが、結成時のメンバーが使っていたものが
数個混ざっています。また他の班が解散する際、
まだ使えるからぜひ活用して欲しいといただいたものもあります。
嬉しいことに7個の温度計はまだまだ測定可能。長持ちしています。
FLORAが活動を始めた頃、現在のメンバーはまだ2〜3歳。
彼らにとって初代メンバーは大昔の人です。
その先輩が使っていた温度計を自分も使う。
長いFLORAの歴史を感じて貰えば嬉しく思います。
早いメンバーはすでに実験がスタートしました。
あちこちでこの温度計が記録を始めています。
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FLORAコンソーシアム

2023年04月28日 | 研究
ご覧ください。春休みから木工細工に取り組んでいる男子のところに
他のメンバーが集まって、何やら作業をしています。
研究の準備活動を始めて早いものでもう3週間。
気がつくと4月の活動も今日が最後となり、
実験装置作りを終えたメンバーも出てきました。
そこで準備に手こずっている木工屋をサポートしているのです。
細い木を使ってどのように四角形の箱を作ればいいのか。
小さなネジ、接着剤などいろいろ試してもうまくいかなかった彼ですが
試行錯誤の結果、接着剤とテープを使うと作れることに気づいたようです。
そこで応援してくれる他のメンバーにも
編み出した手法を説明し手伝ってもらっています。
このような取り組みは、その他のメンバーの机上でも起きていて
流儀であるお互い様ルールが機能しているのがわかります。
FLORAは農業と環境問題に貢献する研究チームですが、
実態は各自研究テーマの違う個人事業者の集団。
つまりお互い協力しながらチームと個人の目標達成を目指す形態が
自然に生まれているのです。
さて計画では、ゴールデンウィーク明けには各自実験をスタートさせる予定。
急ピッチで仲間の応援作業が始まっています。
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