名久井農業高校の第1農場。
名農で最も広い農場で、主に果樹園や畑作圃場が広がっています。
これは先月の様子ですが、農場はご覧のようにすっかり雪景色。
名久井岳の方角には雪雲が見えていました。
さすがに名農生による実習は、ほぼ終了したのではないでしょうか。
そんな第1農場から毎日のように校舎に届く農産物はリンゴ。
今は日本のリンゴの代名詞でもある「ふじ」が販売されています。
リンゴにはいろいろな品種がありますが、やはりふじがNo.1。
甘さと酸味のバランス、そして硬い果肉はリンゴの王様です。
名農は職員玄関前が特設の販売所。
先日も1年生でしょうか、男子生徒がふじを購入していました。
きっと保護者の方から頼まれたのかもしれません。
このようにほぼ年中、美味しい農産物を購入できるのも名農生の特権です。
しかし今年、第1農場では悲しい出来事もありました。
なんとブドウが全滅したらしいのです。
そういえば今年、名農名物の100%ブドウジュースも
生果での販売も見ませんでした。
噂では猛暑と病気の大発生。農産物を当たり前に栽培することが
いかにプロでも難しいかがよく分かります。
さて来年はおめでたい名農80歳の誕生日。リベンジに挑戦です。