先輩の背中

次の日曜日、Jr.を引き連れ環境系の大会に参加するFLORA HUNTERS。

この日は最初で最後の練習を行いました。

ずらり並んだのは元気な3人組。夏に行われたボランティアアワードで、

テツandトモさんとステージで大暴れしたメンバーです。

PCの操作をしているのは右側の1年生。これまた3人組です。

初めての合同練習ながら先輩の発表をちゃんとサポートしています。

さてTEAM FLORA PHIOTONICSが解散する2018年、

最後の大会として選んだのは、やはりこの環境系の大会でした。

すでに解散を決めていたので、この年は後輩を募集しなかった彼らですが

FLORAを慕って一緒に活動したいと門を叩いた後輩の男子2名の面倒を見ていました。

もちろん他班に所属していたので、課題研究の先生の許可を得てのことです。

そこでFLORAが最後の大会に出場する際、後輩の彼らも招きました。

結果は地区大会で最優秀。2月に東京の国連大学で開催された全国大会にもFLORAは

彼らとともに参戦し、長い活動に幕を下ろしました。

先輩FLORAから流儀を引き継いだ彼らのチーム名はBubble Boys。

FLORAから直接研究や発表指導を受けた２人は、3年生になってもFLORAの馴化温室で活動。

その結果、泡農薬研究で文部科学大臣賞を受賞しました。

そして彼らが育てたのが環境班に入ったばかりの後輩Treasure Hunters。

FLORAにされたように彼らを引き連れ大会に出場し、FLORAの流儀を伝授していきます。

Treasure Huntersは、のちに水の国際大会で世界一となりますが、これも彼らのおかげです。

今年のFLORA HUNTERSもJr.に楽しんで取り組む姿を見せています。

きっと彼らの今後の活動に大きな影響を与えてくれるはずです。

折り返し地点

春から掲示を始めた2023年度のコンクール参戦。

名農生の文化的活躍を紹介するためのものです。

この10年、3月下旬には2枚の掲示板がいっぱいになります。

特に最近は2枚では足りない時もあるぐらい大盛況です。

しかし今年はご覧の通り。まだ折り返し地点も通過していません。

今年のFLORAの参戦は、ほぼ年内で終了予定。

年明けはもし予選を通過したとしても、大会は数回しかありません。

それにしても例年よりも少ない入賞数。

もしかしたら貼り忘れているのではと不安になります。

情報ではこれから他チームもまだ参戦するとのこと。

年内にはなんとしてもチーム名農として折り返したいものです。

さてこのような文化的な活躍を掲示するようになったのは

数十年も前に遡ります。当時、名農といえば全国高校駅伝の常連校。

毎年、青森県代表として12月に都大路を走っていました。

またアーチェリーも常勝チーム。東北、全国で活躍していました。

つまり昔はスポーツが強く、寮はほぼ運動部のためのものといっても

過言ではありませんでした。だから農業クラブ含め文化活動も

頑張っていることを名農生に知ってもらおうと掲示板を作ったのです。

来年は記念すべき創立80周年。何か大きな成果をあげたいものです。