今年度最後のビッグイベント、環境省主催の発表会まで2週間を切りました。
この大会は東北予選から1年生のJr.と一緒に参戦しています。
みんなで楽しむ目的なので発表者は3人。1人3分。
つまりボクシングの3ラウンドを交代で戦うフォーメーションです。
しかし検定で忙しい2年生は、なかなか練習できません。
そこで冗談でJr.に発表してみないかと声をかけてみました。
するとどうでしょう。ある男子が「やってみたい!」と即答するではありませんか。
引っ込み思案の名農生なのに、自ら手をあげるとは驚きです。
もしかしたら先月の東北大会で発表者として勝ち抜いた先輩が
眩しく見えていたのかもしれません。
さて忙しいとはいえ、さすがに大会が近づいてきたので、
今週から週2回練習することになりました。
発表者が全員2年生ならば課題研究の中で行えるのですが
1年生が発表者に入ると練習は放課後しかありません。仕方のないことです。
でも先輩のすごいところは、発表者だけ集まっての練習ではなく
全員で行うことにしたこと。とかく楽しさが先行してしまうJr.に対して、
発表しない先輩も駆けつけることで「やるときは一生懸命」という
FLORAの流儀を示そうというのです。「先輩に憧れて」という理由で
FLORAに入ってくる後輩は毎年います。せっかく掴んだチャンス、
憧れるのをやめて先輩と肩を並べて戦って欲しいものです。