Ｍade on Mac！

名農の卒業式は３月１日。
前日は学校長賞などいろいろな賞が授与される賞状授与式。
今年は土日となりました。
卒業式といえば卒業アルバム。
卒業生がとても楽しみにしているもののひとつで
まもなく納品・配布となるはずです。
さてここに白いアルバムがあります。
これは学校の卒業アルバムではなく
TEAM FLORA PHOTONICS の卒業アルバムです！
Macのコンピュータ上で制作し、そのままインターネットで注文。
３～４日もすると届くという優れものです。
Macで制作した証拠に袋カバーの表紙に
Appleのロゴマークが入っているのがお洒落です。
このようなフォトアルバムのオンラインサービスは
いろいろなメーカーが行っていますが、
iphotoというソフトで作ると
簡単で完成度も高いとMacユーザーでは話題です。
しかしなにやら怖くて頼んだことがないという人も
意外といるのではないでしょうか？
そこで今回はどんなものなのかちょっと紹介します。

露地のクリスマスローズ

こちらは露地植えのクリスマスローズ。
雪がとけ赤い芽が顔を出してきました。
クリスマスローズの原産地はヨーロッパから西アジア。
温室で育てると２月には満開となりますが
本来は雪がとけた早春の林の中で咲く花です。
したがって露地植えしておくと
青森県では４月下旬頃から咲き始めます。
このようにクリスマスとはまったく関係のない時期に
開花しますが、何の手入れをしなくても
毎年咲いてくれるので横着者には最高です。
さらに露地植えではどんどん株が大きくなり
すごい数の花をつけるようになるのも魅力です。
気をつけるところはひとつだけ。
できれば落葉樹の下に植えることです。
暑さが苦手なので夏は木陰となり
春先には葉のない枝の間から太陽が射し込む。
こんな場所だったらまったく問題ありません。
挑戦してみてください！

我慢できない！！

第２農場の草花温室です。
なんだか面白そうな花が咲きそうです。
隣の葉の形から考えると
どうやらチューリップのようです。
トルコが原産地といわれるチューリップですが
近年、チューリップはいろいろな品種が作られています。
また珍しいチューリップの原種も
簡単に手に入るようになりました。
おそらくこのチューリップも草丈が短いので
そんな特徴のあるちょっと変わった品種ではないでしょうか。
花の育種にも取り組んだ経験のあるチーム。
しかしチューリップには手を出しませんでした。
チューリップは簡単に種子が出来ます。
咲き終わった花のあとが膨らんでくるのですぐわかります。
これを播けば花が咲きますが、咲くまでには
約5年もかかるといわれています。
これではちょっと時間がかかり我慢できません！
産地である富山県の高校生は挑戦していると思いますが
チームにとってはクリスマスローズの３年が限界でした。
でもチューリップの種子を蒔くと親とは異なる花が咲きます。
つまり「世界でひとつだけの花」。
ご自宅で楽しんではいかがでしょうか？

再現ドラマ！

今は真冬の２月。
いくら取材だからといって頑張っても
あまりに植物のコンディションが悪いので
実験室での水質分析の様子を再現してみることにしました。
苦肉の策ですが、今年度の水質浄化研究は秋で終了。
したがって分析すべきサンプルなどありません。
したがってこれもイメージの再現ということで
真似ごとをすることになりました。
この映像は全国の高校に配布されるらしいのですが
ご覧になったみなさんがこれを本当だと思われては困ります！
ご質問等ありましたら、ぜひお問い合わせください。

難しい注文

チームの草花を活用した環境浄化活動を取材するため
撮影クルーが東京からやって来ました。
しかしながら今は真冬。花などありません。
雑誌や新聞だったら今まで撮影した写真で対応できるのですが
今回のように動画となると厳しいものがあります。
今まで何度も取材を受けていますが、
なぜか撮影は冬に集中する傾向があります。
事前に実物がないので難しいという話は十分しているのですが
取材する側も時間の制約があり、いつも強行されます！
今回の取材も２月と真冬のため、かろうじて生き延びている
サンパチェンスを撮影してもらいましたが
普段の活動とはまったく違うものになりました。
四季に左右される植物研究。
いつか最適な時期に正しくご紹介したいものです。