大学にチカン！

京都大学は文化祭の真っ最中。
いろいろな模擬店が並んでいます。
そこで面白いものを見つけました！
大きく「チカン」と書いています。
よく見ると農学部地域環境工学科の略とのこと。
「あの人はチカン」だなんていうんでしょうね。
またadidas風の緑のスェットシャツの絵がありますが
胸には秋ですと書いています。
胸の絵は紅葉の木のつもりかもしれません。
言葉遊びが好きな人たちのようです。

文化祭のテーマ

テクノ愛は毎年、勤労感謝の日に開催されます。
この日は京都大学の11月祭という文化祭！
学生はもちろん、地域の住民や高校生も見学にやってくる日です。
いつも楽しみにしているのが文化祭の統一テーマ。
高校では考えられないふざけたタイトルがテーマになっています。
過去にはこんなものがありました。ちょっとご紹介します。
「人が右なら 私は左」「我輩は京大生である 理性はもうない」
「狂うは一時の恥、狂わぬは一生の恥」「それはそれ これはこれ」
「総長！ 京都を占拠致しました！」「溢れる才能の無駄使い」
「単位より大切ななにかを求めて」「仕分けできないムダがある」
面白いとは思いませんか？
そして今年のテーマはこれ！
「ばっかお前・・・俺がついてるだろ！」
今回もまた面白いテーマとなっています。
初めて訪れた京都大学。
あらためて大学の自由奔放さを感じているメンバーです。

京都大学

テクノ愛の発表会場は京都大学の
国際科学イノベーション棟５Fのコミュニケーションホール。
ご覧下さい。大ホールではありませんが、
まだできて半年しか経っていないピカピカの施設です。
これを見たメンバーはもう大満足。
こんな素敵なホールで発表できるなんて
そうあるものではありません。
それにしても行くたびに新しい施設ができている京都大学！
ノーベル賞受賞者もたくさん輩出し、
とても元気なのがよくわかります。
PCの準備もOK、いよいよ始まります。
チームの発表は午前中に行う発表順位4番と午後の9番の２つ。
まずはみなさんの優れたアイデアを楽しみましょう。

ロジカルシンキング！

テクノ愛は朝9時15分から夕方18時までととても長い大会です。
出場するのは書類審査を通過した全国の高校９テーマ、
大学9テーマの合わせて18テーマ！
１テーマの審査時間は発表8分、質疑応答が7分の15分間。
次々と審査されていきますが、出場者が一番恐れているのが質問タイム。
7分間の間、大学教授や企業のトップの方々から
的を得た痛い質問が容赦なく浴びせかけられるのです。
せっかく発表したのに、頭ごなしに叱られてしまう大学生。
質問に答えられず最後は泣き出してしまう高校生など
毎年会場はぴりぴりした空気が漂います。
チームは長年、この大会に参加しているので
参加するメンバーは先輩方から聞いてよく覚えています。
テクノ愛は今までなかった新しい科学アイデアを披露する場です。
つまりここでは難しい論理をいかに単純に整理し、
審査員に説得するかというスキルが求められます。
これは農業クラブや科学活動発表会とはまったく違うものです。
したがって中途半端な知識と理論でボロボロにならないよう
行く前から自分の頭で納得して説明するという練習が必要です。
でもよほど怖いのでしょう、会場についてもご覧のとおり
最後の最後まで練習に余念がありません。

栄光の架橋

大会前日に京都に入ったチームフローラ２～３年生の合同チーム。
大会２週間前から毎日毎日練習をしてきました。
いつもはたくさんの先生方に質問役をしてもらうのですが
今回は都合がつかず公開質問練習は１度しかできませんでした！
そんなこともあり、彼女たちがこんなにも練習して
大会に臨んでいるとはほとんどの方は知らないと思います。
歩んできた道のりだけが自信になる。
こんなチームの伝統が彼女らにも生きているようです。
さて大会の前日、ホテルで最終練習をした合同チーム。
実は２年生のメンバーが大会直前まで修学旅行だったため、
一緒に練習できる日がなんとこの日が初めてでした。
それでも各自練習してきたこともあり
初めてながらスムーズに合わせることができました。
MacAirに取り付けているのはなんとミニミニタイプのプロジェクター。
チームが校外の大会に出場する際、必ず登場するアイテムです。
Macもプロジェクターもかつて先輩方がテクノ愛でいただいたもの。
いやがうえにもモチベーションが高まります。
明日はいよいよ最終審査会。待ったなしです！