教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

しょせん無銭LANなぞ大したことない

2011-05-31 00:23:35 | 科学
秋葉原のマジコン露店 「売れてます!噂の無銭LAN」
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50943150.html

> 「広大な範囲のアクセスポイントを検知できて」
> 「暗号破りもできる」
> で、
> 『分かりやすく言い換えれば、どこかで利用されている近所の無線LANに“タダ乗り”できる製品』



なんてものがあるそうな。
もちろん電波法に違反するが、そういうのが好きな人はよくいるものだ。

・・・でもね。

無線LANのWEP/WPAキーを勝手に表示するフリーソフトは既に出回っている。
802.11gの周波数で10mWを数100mWにするくらい、何の事もなくすぐ作れる。

こんなもの、別に大したことはないんだよ。
わたしだったらプレミアを出してまで買うのは馬鹿馬鹿しいとしか思わない。



では。
そんなカンタンだというのに、なんでそれを自分でやらないのか?

実はやらない理由がある。
良心の問題だけではない。

わたしは第一級陸上無線技術士の免許を持っている。
免許ホルダーということもあって、
「電波法を知りませんでした! 違法だとは思いませんでした!」
といういい訳が通じない。
免許ホルダーが違反で捕まると、より罰則が厳しくなる。
もちろん無線LANユニットを改造してやって人の電波法違反の片棒を担ぐのもオコトワリだ。



よく主婦の会話なんかで
「そんなに腕前も技術もあるのに、なんでそれを仕事で生かそうとせず違法なことに走るのかしら・・・」
なんていうのがある。

しかし。
それはプロにとってはやってみようと思う価値もないほどカンタンなことが多い。
そういう違法なことをしている連中の技術担当は、たいがいはプロとしてはやっていけないほどの技術しか持ってないのだ。

きっと、無銭LANなどアホらしいと思うほうが正常だろう。