土曜日は、アドラー心理学の世界を6時間漂っておりました。
褒めて育てるのは、小さな子どもに対して必要で有効ですが
価値観や社会ルールも知っている成人に対しては
私好みに誘導してしまいそうと気付きました。
「難しいことはようわからん、でも、私がここにおるやないか」これが勇気付け。
目の前の人と、平和な世界をつくり 維持していきたいといおう価値を持った心理学。
勇気付けは、相手を気持ちよくすることも、不快にすることもありますが、それでOK!
嬉しくなって元気がでたからでも、何だとコンチキショーと怒りながらでも
相談者の行動を変化させるためのきっかけになればよいのです。
相談員が嫌われることを恐れていては、対等な関係とはいえませんもの。
本人の意志を重要に扱うので
「風邪をひいたので休みます。」と、うかがったら
風邪を理由にあなたが休むと決めたのですねと
声には出しませんが、こちらで翻訳して理解する。
「進路は親が決めました。」は翻訳すると
親の決めた進路を、そのまま自分の進路にしようと私が決めました。か
親の決定に従うことを私が決めました。になるのかな。
誰かのせいや、悪い環境を理由にしている相談者は、
全ての行動を自分が決めていると気付くとはっとすることでしょう。
よしよし、それじゃあ仕方がないね~と受容しつつ信頼関係ができたら、
今のままでいいの?どうなればいいのかな?という確認で、
明日を今日と同じ行動パターンで過ごすが、過ごさないかを選んでもらいます。
先ずは、私自身との対話から始めているところです。
ご参考になれば、お試しくださいませ