「マスクメロンのマスクは英語で「musk=麝香(じゃこう)」なんだって」
「へえ~、そう聞くと、香りが強いイメージだね」
高級感もあって、誰が命名したんだろう、よく思いついたね~
「スミレ目ウリ科キユウリ属で、一年草の植物」と、野菜果物辞典を読みながら
奈良漬の中に、スイカやメロンを見つけたことをふと思い出しました。
熟す以前の、固い小さなスイカやメロンでした。
もう数十年昔の夏のことで、我ながら、よく覚えているものです。
子供の知恵を統合しても、よほど、驚いたにちがいありません。
世の中は、私の知らない物で溢れている!
網目を、ネットと呼ぶそうで、随分長い間 私は
誰かが、こまめに彫っているものとばかり想像していました。
内側の成長速度が外側より早く、ぐんぐん膨らんで、ひび割れて、
その修復のために内側から液体が出て固まる「かさぶた」が網目になるそうで
メロンが成長の過程で、勝手に作っていたなんて、知りませんでした。
日本中のメロンの流通量を考えてみれば、納得!
「メロンが高いのは人件費が凄くかかるから」と、得意げにしゃべらなくて、本当によかった。
知らない事に関しては、想いもよらぬ思い込み 勘違いだらけ
だって、それが知らないってことです
ちなみに、太い網目のメロンほど高級メロンとのことでした。
わかったつもりの恐ろしさについての指導を
何度も繰り返し、先生は口にされます。
相談の現場では、
相手の事を私が理解できたと思う瞬間
私の願う方向に順調に相談者が変化していると判断した瞬間
<よし、わかった> <これで、よかった>
と思う時ほど、用心しなさい。
それは、あなたの思い込みでしかない、
安心した途端、相手を知ろうとする姿勢が希薄になる
その一瞬だから。