梅仕事のお裾分けの貴重な<うめ味噌>
ベランダで採れた菜っ葉と、リコピンが多いぞというトマトに
トロトロとかけると、梅のほんのり味わいがさわやかでした。
週末の教育カウンセラー養成講座の公開講座 「問題行動の理解」で藤川先生は、
昭和の暴走族と 平成の非行グループの違いを解説くださった。
「昔は、仲間を警察に売らない。 今は、簡単に売る。」
もちろん皆が皆、そうではないと思うけれど
大勢の行動を追跡すると、傾向が浮かび上がって見えるのでしょう。
違いはなぜ?・・集団の構成メンバーの違いに焦点を当ててみると。
昔は、小さい頃から顔見知りで、地元の悪が集まった。
毎日会うし一緒に行動して、グループの中に、責任や役割があり
集団がぶつかる抗争。
今は、誰かの携帯やスマホで呼び出され 飛び入り参加する。
目的に興味はあっても、互いの仲間は良く知らない。
「今、リンチしてるからお前も来ない?」と誘われて
はずされるのが怖い奴らまで集まる。
暴力が個人を襲う。
児童生徒の非行は、文化と連動している。
「だからこそ、私達は教師としてなにができるか?
を真剣に考え、本気で向き合わなくてはならない。」
価値観の多様化で、してはいけない事が曖昧になっている、
それもしっかり伝える。フェイスToフェイスの関わりを基本に、
自尊感情を高める様々な取り組みを紹介くださった。
久しぶりに情熱を感じて、元気をもらいました。
私も私にできることを、粛々と行動しなくては
さて、そろそろ病院の図書管理入力の季節。
非行グループの話題と一緒で申し訳ないけれど
病院ボランティアの皆さんの地道な活動を見ていると
集団の行動力は、人の多さじゃなくて、つながりの強さだと感じます。
朝採った菜っ葉とトマトは、簡単に分別できても
時間をかけて熟成したうめ味噌は、
梅と味噌と調味料に もう分けられないんだよねー
もし人間関係で例えるなら、
個人と個人から 成熟した集団ができたってことかな。
家庭や職場や学校だって それぞれ持ち味があるし
1人だけを 分離できないもんねー