やばい!
エレベーター調整中の表示がでていて使えない。
仕方がない、階段を降りよう。
いつもあると思うな、水と電気と平和と唱えながら
9階から1階まで20分で到着した。
おや、吾ながら、やるもんじゃと満足。
1階の扉の近くで、呼吸を整えていると
大きな荷物をいくつも抱えた女性が旅行から?帰ってきた。
「嘘でしょ~!」と困惑して「事前に 停止時刻のお知らせなかったですよね!」
と怒った口調になって、「もうしばらくここで待ってみます」と、力なくあきらめた様子に。
「こんなにたくさんの荷物だもの、早く動くといいですね」と別れた。
「駅から徒歩1分のホテル」から
駅をはさんで反対方向に建っている
「駅から徒歩1分のビル」に向かって歩く。
さすがにこの距離では申し訳なくて、タクシーを頼めない。
ひと駅遠くのホテルに泊まればよかったわい。
徒歩2分って、全然、近くないじゃーん。
後悔しながらヨタヨタ歩くと、20分で完歩した。
けっこう、歩けるもんねと満足。
1歩進めば、間違いなく近づく、
続けていれば到着できる。
足元だけを見て、ネバネバギブアップ!
でんでん虫だって、青虫だって
ちょっと目を離したすきに、姿を消すんだもの