研修会で、父兄から「合理的配慮」を求められ 困っているという先生と出逢った。
発達障害の研修会だったから、サポートが必要な児童生徒と推察。
「合理的配慮」への障がい者側の期待は大きい
けれども、どこまでを合理的と判断するかは
対応する側の力量にまかされている
それでも、
今まで遠慮して諦めていたことを
法律に背中をおされて、対話が始まるところに意味がある。
駄目元で伝えてみれば、10に1つも
希望をかなえて貰える可能性が でてきたということだ。
困っていた若い先生は
「我儘がエスカレートしたら対応できない」と不満そうだった。
自分の手におえず、困ったり不安になって 怒りも湧いてきたのか。
父兄に求められたことを、
言われたままに対応しようと考える誠実な人だ。
今できないことは、できないと伝えても良い。
知らないでいるより<いつか>につながるから。
昨日、
私は「合理的配慮」を自らお願いしてみた。
初めての試みである!
9月に3日間の自殺対策の電話相談を実施するので
担当日時を相談員の希望を集計して決めることになった。
敷地内に1台だけ駐車場があるが、2人ともマイカーの場合は譲り合い、
そこに停められない場合は、隣接した駐車場に停める。
その駐車場が空きやすい金曜日の夜間を希望した。
ところが 希望集計を担当くださる女性から
「日曜の午後14-16時はどうですか?」と相談があった。
敷地内の駐車場は終日利用できないけれど
駐車料金はでるので(どこに停めてもらってもいい)に対して、
私の関心は、駐車料金よりも歩行距離であり
日曜は隣接の駐車場が満車になりやすく、
近隣の駐車場は私にとって遠すぎると伝えた。
しばらくして・・・
申し訳ないけれど「今回は担当なしで」のお知らせが届いた。
日曜日を打診された時点で、
希望日時が偏り、彼女が困っていることを察した。
本当に調整役は御苦労さまである。
それまでなら 即OK!を返信した私だけど
負担も口にしていいのだ
学校でも、会社でも、地域でも
SOSを素直に発信したほうがいい。
伝えていれば、そのうち 誰かに届く。
黙っていれば、<問題が無い>まま、変わらないから。