笑顔浴

優しい時間

サングラスを外すと

2019年06月26日 | Weblog


運転免許更新の時期がきましたので、視力チェックに行きました。

最近、道路標識の文字が二重に見えたり 小さな文字だと

読む気にならない私です。


眼球のゆがみ(老眼と乱視の度合い)に 合う眼鏡に新調しました。

運転用の近視の眼鏡は、ナビを見るのにも便利な遠近両用へ変更しました。

しかも、車内に放置してても大丈夫な熱に強いレンズです。

自宅のデスク作業用の眼鏡は、中近両用です。

そして、

偏光レンズのサングラスは 遠くが得意な 近視の眼鏡です。

路面やフロントガラスの反射が消えて、くっきりした視界になりました。

無駄な光が減り、目の疲れが減る感じです。

フレームデザインは、眼鏡店のご主人のおすすめを毎回選びます。

今回のサングラスは、スポーツタイプで 小さくて収納に便利です。

 

昨日はゲートキーパースキルアップ講座を担当させてもらいました。

自殺しそうな人に 今まさに関わっている人

心配している人、おかしいなと感じている人  

困って煮詰まってる人、今は良い結果を得た人

自殺予防をテーマに、真剣に話し合える場は、

地域において数多く存在するわけではありません。

たまたま、保健センターで実習中の看護科4年の学生達も参加しており

各班に入れてもらって、参加者のお話に耳を傾けておいででした。

 

私の近くの班から聞こえてきたお話の中で印象的だったのは

「その人(89歳女性)が、玄関の戸を開けてくれるまでに2年かかった。

 口実をあれこれ作ってはな、タクシーで通ったんよ。」

「ええ? タクシーで?」

「もうなあ、自殺しそうで心配じゃった。今はな、元気で暮らしよるよ」

「それは、奥さんがおるけんよなあ」

 

教科書で学ぶ時は、明瞭でわかりやすいと思います。

しかし、現場は 理不尽で想定外の展開ばかり

うまくゆかない事のほうが多いかもしれません・・

ちょうど、サングラスを外した時

ギラギラする眩しさに、顔をしかめてしまうように

乱反射する情報に 学生さんは 目がくらんだことでしょう

 

それでも 自殺対策はシンプルです。

専門の有無にかかわらず、誰もが 身近な人に関心を持ち

自分のできることを提供して、社会資源も活用して

その人が 追い詰められないようにすること。

死ぬほどでもないかと 思えること。

 

 


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