みごとな岡山の白桃
たしか・・
『古事記』に桃が登場するんだったよね~と、復習。
伊邪那岐命は、亡き妻の伊邪那美命を 連れ戻したくて
死者の国である<黄泉の国>へ行くのですが、失敗。
地上との境の 黄泉比良坂(よもつひらさか)の麓まで逃げてきた時、
そこにあった桃の実を 3個取り投げつけると、雷神と黄泉軍が撤退。
伊邪那岐命は、桃の実に
「お前が私を助けたように、あらゆる人々が、
苦しみに落ち、悲しみ悩む時に 助けてやってくれ。」と命じられた。
【桃太郎】の鬼退治
桃から生まれた桃太郎は、人々を助けるために鬼退治。
災厄とされる鬼は、鬼門(牛:虎の方角)からやってくるとされたので、
牛の角を持ち、虎のパンツをはいているとか。
桃太郎は、鬼(災厄)を払うために、助っ人に
正反対の方角にいる 犬、猿、鳥を選んだのね。
厄払いのお話 よくできてる!
知り合いのお母さんが、絵本を読んであげると
お嬢さんは大喜び、お気に入りのようです。
「鬼を退治して、金銀財宝を持ち帰り、大金持ちになる。
お母さんにも ケンタッキー買ってあげる」と 豪語しているそうで
「なんとも、複雑な心境~」と、教えてくれました。
新型コロナが鬼だとしたら
人々が、苦しみに落ち、悲しみ悩んでるのを知って
桃から生まれた桃太郎が どこかで征伐に出かける頃です。
がっかりしないで、諦めないで、良い結果を信じて待ちましょう。