菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

カタクリ咲く高原

2009年05月04日 | Weblog
 
今日の美瑛は24度。
昨日旭川で桜の開花発表があったばかりですが、今日はすでに満開宣言です。
それにしても早すぎる。
もう少しゆっくり進んでいただきたい。
美瑛の開花は例年ですと旭川より1週間ほど後になりますが、この分では早まりそうです。

この写真は岩木山山麓の高原で撮影したもの。
桜には少し早かったのですが、カタクリがちょうど満開状態でした。
使用レンズはCANON17-40mmという超広角レンズ。
でもこのレンズ被写体に結構寄れるんです。
最短撮影可能距離は28cm。
被写体にぐっと近寄って周りの風景も一緒に取り込むと、どのようなところで咲いているのかがよくわかります。
花の撮影イコール「マクロレンズ」というセオリーもありますが、広角レンズをうまく使いこなすと表現の幅がグンと広がります。

上の写真は奥入瀬渓流で撮影した「キクザキイチゲ」(たぶん)
浅春の香り漂う奥入瀬も最高でした。

CANON EOS-5DMark2 EF17~40mm F5.6 AE

堪能弘前城

2009年05月01日 | Weblog
 
先ほど青森から戻ってまいりました。
28日から4日間、もう遅いかなと思われた弘前城の桜ですが幸運にもちょうど満開時。
存分に堪能してくることが出来ました。

弘前公園の桜は、正徳5年(1715)津軽藩士が25本のカスミザクラなどを京都から取り寄せ、城内に植えたのが始まりと云われているそうです。
現在、公園内には、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など、約50種類2600本の桜が咲き誇ります。
よく「桜切るバカ梅きらぬバカ」ということわざがありますが、ここの桜はことわざに反して良く切って手入れしているようで、老木にもかかわらず花のボリュームが他とは全く比較にならないほどでした。
地元の方の話では、リンゴの剪定技術を桜にも応用しているからとの事です。(さすがはリンゴの国、青森)

何れにしましても、何十年かぶりの満開のソメイヨシノ撮影探訪。
十二分過ぎるほど楽しむことが出来ました。
撮影セッティングを始め夜のお付き合いまでご一緒させていただきました地元明主の方々に心からお礼申し上げます。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F11 AE