牧草ロール

　
昨日はまとまった雨。
時折、どしゃ降りになり、お昼でもライトを付けて走るほどでした。
赤麦が倒れていないか心配ですが、このところ雨が降っていなかったので、作物にとっては恵みの雨になったと思います。

牧草ロールの刈り取りが始まっています。
夏の北海道=ロールというイメージが強いのですが、いつも見られるわけではありません。
ロールにはこの牧草を刈り取った「牧草ロール」と麦の収穫の後に作る「ばっかんロール」がある時だけ。
牧草ロールはこの時期と真夏時、そして初秋の頃3回刈り取りを行います。
もちろん牧草が伸びないと刈り取りできませんので、その年によって刈り取る回数と時期が異なります。
ばっかんロールは秋まき小麦と春まき小麦の収穫の頃。
つまり7月下旬と8月中旬頃になります。

畑に入ってロールの前で写真を撮っている人をよく見かけますがとても危険です。
重さは優に100kg以上。
足場が不安定ですし下敷きになったら大けがをします。
マナーを守って楽しいご旅行を。

CANON EOS-5DMark2 EF70～200mm F11 AE

ハスカップ熟す

昨日は暑かった。
気温は31度。
湿度が少し低かったので救われましたが、車中冷房が嫌いな私でも時折スイッチを入れたほどでした。

写真はハスカップの実。
北海道でのみ自生する落葉低木の植物で、スイカズラ科に属する高さ1m程の低木です。
ハスカップという名前はアイヌ語のハシカップに由来しているということですが、ブルーベリーによく似ています。
ビタミン・鉄分・カルシウムが豊富で、強心効果のある成分も含まれており、心臓の弱い人や、貧血、冷え症などにも薬効があるといわれ、先住民族のアイヌの人達は「不老長寿の実」として珍重したとか。

我が家にも以前いただいた株がありましたが、周りの木々が大きくなりすぎてなりを潜めていたのですが、一昨年前かわいそうなので日の当たる場所に植え替えました。
その甲斐あってか今年は枝振りも大きくなりかなりの収穫。
少し酸味が強いので、これはジャムにしていただきます。
自給自足、まさしくスローフード。

素敵な宇宙船地球号

　
今年も赤麦デビューします。
このまま倒れることなく色づいてほしい・・

「素敵な宇宙船地球号」はテレビ朝日系列で毎週日曜日23時から23時30分に放送されている、環境情報ドキュメンタリー番組です。
トヨタ系列単独提供

TVアテンド

　
美瑛は本格的な夏に入っています。
連日30度近い気温で、ここ2～3日で一気に小麦が色づき始めました。

赤麦も色づいています。
赤麦独特の色合いになってきており、見頃は後1週間から10日。
観光客やカメラマンが徐々に増えてきました。
週間予報ではそれほど大きな天気の崩れもなさそうなので、今年は綺麗な赤麦を見ることが出来そうです。

昨日はその赤麦のTV撮影アテンド。
人気ドキュメンタリー番組「素敵な宇宙船地球号」です。
主役は生産者である高谷氏ですが、私はスティルで出演します。（予定です・・）
放映は8月9日、日曜夜。
詳細は追ってご連絡いたします。

シンポジューム

　
大きなイベントが終了したと思いきや、こんどは札幌でシンポジューム。
しかし、他の用事もあり出掛ける必要があったので、札幌行きはちょうど良いタイミング。
一泊して午前中はヨドバシで買い物を行い、先ほど戻ってきました。

先月はというと、今までにないほどの超過密スケジュール。
といっても、この時期暇だったら冬を越せないという結果になるので何よりだったのですが、とにかく忙しかった。
そこで・・
またまたこじつけですが、今日は自分にご褒美とばかり、札幌大丸で買い込んできましたよ。
モンラッシェの白ワイン、等々。
ただし、隣にある綺麗に包装されている超高級赤ワインは、先日の講演の際に差し入れとして頂いたもの。
う～ん、どちらを頂くか迷ってしまう。
といっても、高級赤ワインはまたしてもお蔵入り。

先日のイベント講演でも超が付く高級ワインをいただき、このところワインづくし。
一介の写真家には経験が出来ないほどの贅沢を味わっています。
大事なのは、それを絵柄に反映させること。
それができないと、ただの酒飲みになってしまう。
少しは精進しないと・・・
（これがまたプレッシャーになるので、飲まなきゃやってられませんよ。）

イベント終わる

　
以前からご案内しておりましたが、私にとっての大イベントが昨日終了いたしました。

構想から1年、などというと聞こえは良いのですが、イメージが定まらずおおかた決まったのはつい1ヶ月前。
それでも試行錯誤の末、ようやく本番に間に合わせ、一昨日、昨日と無事講演が終了いたしました。
タイトルは「北海道、美瑛の大地に魅せられて」
以前も申し上げましたが、写真セミナーなら慣れているのですが今回は勝手が違い大変苦慮いたしました。

もう一つの問題はプロジェクターによる画質の問題です。
以前はスライドプロジェクターでしたから、映画並みの高画質のまま投影できました。
しかし、幸か不幸かデジタル時代に入って、今はほとんどがパワーポイントによるプレゼンテーション。
本番前に色々な機種を使い試写しましたが、どうしても写真のクオリティが発揮されません。
ましてや冒頭はブルーレイハイビジョンによる高画質映像で始めたかったので益々深刻です。
どうしても妥協したくない気持ちを察知してくださったのか、主催者側で最高品質のプロジェクターを東京からチャーターしてくださることになりました。
残されたリハーサルの時間は当日早朝のみ。
満を持して到着したフルハイビジョン仕様の大型シアタープロジェクターは、とてつもないばかでかさ。
しかし、そのマシンは期待を裏切ることはありませんでした。
予想を遙かに超えた超高画質。
そのまま気分良く本番へ。

その内容はというと、まとまりのないお粗末な講演になってしまいましたが、私自身は大満足でした。（自己満足の世界です・・とほほ）
今回は様々な意味で、ほんとうに貴重な経験をさせていただきました。
深く、深くお礼を申し上げます。

これでゆっくりお酒が飲めると思いきや、明日は別件のイベントがあり札幌行き。
美酒を飲めるのはその後になりそうです・・