秋の深まりを感じるこの時期です。
冷え込んだ晴れの朝には、朽木 小入谷の雲海を観に行くのが、この時期の恒例行事。
この間も、絶好の日がありましたが、仕事などのことを考えて断念。
どうしたものか? と天気予報をチェック。
昨夜は、とてもきれいな満月の夜。
天気予報でも、夜から早朝は晴れ。
風もそんなに吹かない模様。
これは、出動しなければ・・・。
と言うことで、同僚のNちんを誘って、朝の5:00に出発。
しかし、空には、雲がかかっています。
そして、妙に湿度が高い感じ。
雲海に適した、放射冷却のような朝ではなさそうです。
それでも、期待を胸に朽木の山道を動物に気をつけながら走ります。
うっすらと空が白みはじめた6:00前に到着。
まずは、第一ポイント。
土曜日なので、カメラの大渋滞と思っていましたが、数人でした。
期待を込めた眺めは、こんな感じ・・・。
ほんの薄っすらと言う感じに霧が出ていました。
残念。
そこで、近くにいたデカイカメラのおじさんと立ち話。
「こんな日もあるわいな。」
自然相手なので、仕方なしです。
そのおじさんの撮影ポジションの目印が、ガードレールに貼られたこの印。
絶好の撮影ポジションで、これを知らない人は、素人と話されていました。
「もちろん素人です。」と答えておきましたが・・・。
それでは、次にもう一段上がる第2ポイントへ移動。
そこで、鯖街道。
この看板は、新しくなっています。
ここのポイントは、大混雑。
京都、大阪、岐阜、奈良、金沢ナンバーの車が止まっていました。
遠くから、ご苦労様です。
もちろんそんな遠くから来られている方は、こんな風に本格的。
やはり雲海は、ちょっとだけ・・・。
夜明けが近づいてきました。
この赤く染まった雲に感動です。
6:30頃、お日様の登場。
山の木々がお日様の光を浴び始めて行きます。
実に清々しくて気持ちがイイ瞬間。
そして、先へと進み、おにゅう峠。
福井県側に立つと、冷たい風が吹きあがってきて、寒いのなんの・・・。
木々の葉っぱもほとんど散っていました。
峠を挟んで、解りやすく違いがあります。
お地蔵さんに手を合わせて、戻りました。
途中の道には、落石の跡があちこちにありますが、こんなデカイ石もあるようで、こんなものが落ちてきたら、大変ヤバいことに・・・。
頭上にも要注意。
と言うことで、今年初めての雲海詣は、霧が出ず残念でした。
また、天気図に注目し、再挑戦をしたいと思ってます。