平成27年最初のお城めぐりは、和歌山城です。
1585年、豊臣秀吉のの弟、秀長が創建。
藤堂高虎が普請奉行を勤めた、本格的な近世城郭です。
関ヶ原の戦い以降は、浅野幸長が領主となり、その後家康の十男・頼宣が55万5千石を拝領して、御三家紀州藩が誕生。
5代藩主の吉宗は、徳川幕府八代将軍となり、暴れん坊将軍のモデルであります。
さて、まずは、不明門跡から入り、駐車場へ。
そして、新裏坂を登ります。結構、キツイ。
登りきると、天守閣が目に飛び込んできます。
天守の拝観料は、410円也。
ちなみにスタンプは、こちらにあります。
早速、ポンッ。また一つ増えた、うれしや。
立派な楠門をくぐり、中へ。
入ってすぐに二の門櫓。
そして、三層の天守閣と小天守。
昭和33年に鉄筋コンクリートで再建されました。
天守台の石垣は、野面(のづら)積み。
自然石をそのまま積んだ石垣。
天守の最上階。誰もいません。
海の方角を眺めます。
下りてきて、御台所。
乾櫓。
御門と天守。
そして、石垣。
この石垣は、打ち込み接ぎ(うちこみはぎ)。
石の表面を粗く加工して、接ぎ合わせて積んだ石垣。
本丸御殿側からの天守下。
立ち入り禁止の本丸御殿。
裏坂にある井戸。
こちらの石垣は、切込み接ぎ(きりこみはぎ)。
石材を精密に加工して積んだ石垣。
二の丸跡。
西の丸へとかかる御橋廊下。
中を通れます。
西の丸跡。
鳶魚閣(えんぎょかく)
刻印のある石垣。
ということで、主だったところでした。
藤堂高虎が建て、豊臣秀長や浅野幸長が入り、徳川御三家になってからは、暴れん坊将軍吉宗や十四代将軍家茂がいたところと、感慨深げ。
和歌山城でした。