8/30 夜に出発し大阪へ。
今回は、8年前の2011年、東日本大震災の際にボランティアで東北へ行っていた同僚5名とその後の様子を見に行ってきました。
メンバーは、I氏・N君・私の3名が男性。
そして、Oさん、Tさん2名が女性です。
明朝の飛行機が早いため前泊です。
大阪空港前のビジネスホテルです。
到着後、決起大会と称し居酒屋さんでカンパーーーーイ。
早く寝ました。
8/31 大阪空港から仙台へ。

仙台のニッポンレンタカーでステップワゴンを借りました。

それでは、まず石巻へ。
ここは、旧大川小学校を訪ねました。
私は初めてです。

慰霊碑に手を合わします。

そして、散策。
これが津波の経路。

校舎は悲惨な状態で残されてます。


天井までボロボロ。




2階の天井付近まで津波が来てます。


ここでは、児童74名、教員10名が亡くなってます。


学校を上から眺めるとこんな様子。
この校庭にいるところを津波が・・・。

近くのこの山に逃げていれば・・・。


津波の到達地点です。

この坂を上っていれば・・・。

残念です。

子どもを亡くされたお父さんが語り部でみんなに伝えられていました。

ホントにむごい惨劇です。

こんな悲劇が二度と起きませんように・・・。

さて、続いて南三陸町へと向かいました。
避難放送を亡くなる寸前までされていた女性職員がおられた防災庁舎。
今は震災公園にすべく工事が進んでいて近くまで行けません。

震災の翌年に行ったときは、まだ周囲はとてもとてもひどい状況でした。


それでは、震災のむごたらしさを感じつつ、お昼ごはんとなりました。
ここ南三陸町はウニ。
これは、高い。

こちらのお店のウニ・いくらそして特産のタコが入った丼にしました。

これです。

自慢のアップです。

う~ん、ウマい。
ついでにホタテも・・・。

ウマい!
こちらはタコが有名です。

南三陸さんさん商店街は、土曜日で賑わってます。


お土産を買いました。

さんさん商店街さん、頑張ってください。

続いては、陸前高田へ。
奇跡の一本松で有名です。
周囲は大規模なメモリアル公園を造成中。

そのためちょっと歩きます。


こちらも震災の翌年に来ました。
その時は、伐採されたところで、切り株が残ってました。

今は、いわゆる造松です。


数年後には、こんな感じに生まれ変わります。

続いては、大船渡市で女性陣がお手伝いしていた特養に立ち寄りました。
その時は、ディサービスなどのお手伝いをしていたようです。
そして、釜石へ。
こちらは、9月のラグビーワールドカップの開催地。

スタジアムができているので見に行きました。
すると、なんと開放されていて中も観れました。





ただ、こちらはワールドカップが終わると使い道がないようです。
そのため、客席も単管で創られていて、壊すようになってます。

それでは、私たち男性陣が行っていた大槌町へ。
まずは小槌神社へお参り。


もちろん避難所になっていました。

震災当時は、ここが役場に使われてました。
当時は焼けて壁が真黒でした。

震災対応の最前線基地でした。

そして、私が行っていたのが大槌社協のボランティアセンター。
なんとまだそのままで残ってました。

こちらは社協さんの事務所。

2011年の6月末から7月中旬まで、ここに毎日通ってました。
そして、大槌町内を回り、切要なニーズの聞き取り調査をしていました。
そこで、あがってきたニーズを全国各地から来られているボランティアの活動の元に役立てられてました。

余韻浸ります。
それから、城山公園へ。
ここも避難場所です。
大槌町内を見渡します。


整地整備は進んでますが、建物があまりたっていません。
ここから、海を見ますと、ひょっこりひょうたん島のモデルの島が見えます。
ちなみに琵琶湖に浮かぶ竹生島の方がひょうたん型なのになぁ~。

ということで、宿泊地の宮古市へ。
被災地を訪ね歩き、また宮古市も被災地。
ただ、8年前は私はここで宿泊し大槌まで1時間かけて通っていた思い出の地です。
ということで、宮古駅前の蛇の目さんへ。

またまたこんなのやこんなのをいただきました。



今回初体験が、ホヤ。
なんじゃこりゃ?
貝か? イソギンチャクか?
不思議でしたが、食べられました。




晩御飯を食べて、宮古市内をウロウロ。
すると家の前や店の前に燃えカスのようなものが置かれてます。
なんだ?
理由は花火をされていたようです。
こちらは、お盆の時期にのみ花火ができるようで、日が決まってます。
そのため、花火屋さんはこの時期だけ開いているようです。
その最後の日が8月31日。
いわゆる送り火でしょうか。
一緒にさせていただきました。


そこで、知り合った若者たちと一緒にかんぱ―――い。


おしゃれなマスターがいるお店でした。

ということで、長―――い一日が終わりました。
東北二日目はまた・・・。