さぁーーーーーて、いよいよやってきました。
アンコールワット・ハーフマラソンです。
この日のために、と言ってもいいほどですが、一応練習をしてきました。
ただ、例年に比べて練習量が少なく、実に不安な展開です。
しかし、泣いても笑ってもこの日となりました。
朝の3時に起床。
朝食は、日本から持参したパンなどを食べて、コーヒーを飲みながら、準備です。
4時半、ホテルを出発。
真っ暗。
そして、寒い。
アンコールワットの前の会場に到着。
たくさんの人が集まってます。
今回は、ブログラムによると5時半スタート。
どう考えても真っ暗。
それに、毎年のことですが、スタートが必ず遅れている。
昨年ならば、6時スタートとなっていて、実際は6時半でした。
そんなことで、まぁ、早くて6時だろう、と皮算用。
すると、なんと本当に5時半、正確には5時27分くらいにスタート。
真っ暗ですが、街灯の灯りを頼りに、たくさんのランナーが動きだします。
Hさん、まーとん、私は互いに健闘を誓いあいゴールでの再会を約します。
さぁ、ついにスタートをしました。
今年のマラソンの集大成となる大会です。
それも、年に1回だけのハーフ出場。
それも練習不足。
ヤバいなぁ、大丈夫かなぁ。
とにかく、普段のペースを心がけて、序盤頑張りすぎてのペース乱れを防ぐことに。
新しいランニング・ウォッチを見ながら、1キロのペースを確認。
普段より早いと落とします。
そんなこともあって、いつものペースでなかなか快調。
いや、早いのではなく、自分的に楽に走れています。
さて、5キロ通過位で、明るくなってきました。
Hさんたちは、ずーーーと先です。
それでは、いくら涼しいと言っても私は大汗。
給水をします。
6キロ地点です。
今のところ、快調そのもの。
ヨシッ、こんな感じで行こう!
8キロ地点で、今度は栄養補給。
おまじないかもしれませんが、ちょっとパワーが出る感じ。
ちなみに日本の方、3人組。
頑張って下さ―――い。
それと、今回、スッゴイ人がいました。
恐竜の全身着ぐるみを着た方で、そして、早い。
近付いてくると、独特の音がして、そして、抜かれて行きました。
2時間30分くらいで完走されたようです。
とにかく凄い。
さて、走っていると村の子供たちが出てきて、タッチ。
これが、元気が出ます。
今度は、給水所での栄養ドリンク。
この時点で10キロですが、そんな疲れは出ていません。
とにかく普段の自分ペースを守ります。
車いす方に、「ファイト!」
と、言った私はどんどん引き離されて行きます・・・。
途中、今回初めて気づいてビュースポット。
何人かのランナーが行っておられたので、道草へ。
こんな大きな池でした。
もちろんコースのあちらこちらに遺跡もあります。
さて、走っている途中に持参の経口補給剤も飲みながら頑張ります。
それと、給水も。
今回は、遺跡に目を向ける余裕があります。
ただ、ペースは遅いままですが・・・。
それでは、15キロ地点となりました。
普段の練習でこんな距離を走ったことがありません。
15キロで、2時間かかってます。
皆さん的には、遅いですが、私はこんな感じでバッチリ。
ヨシッ、行くぞ!
オッと、東大門だ。
そこを抜けて進むと、広場へ。
普段なら炎天下で暑いのだが、今回は大丈夫。
有名な象のテラスです。
ここまで来ると、終盤です。
写真は、立ち止まって撮ってますが、そのほかは歩いていないのが、実に感心なこと。
あと3キロだぁ。
最後のエネルギーチャージ。
ヨーーーシ、南大門だ。
さすがに足が重くなってきた。
それでも、歩かずトコトコ・・・。
あと1キロだぁーーーー。
ラストスパートはできないものの、ぼちぼち進みます。
ゴール付近のアーチが見えてきた。
ヨーーーーーシ、とちょっとだけスパートをかけて・・・。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!
だいたいだが、2時間50分。
私としては、上出来タイムであります。
前回・前々回は3時間近くかかっていたので、バッチリです。
と、完走した証の金メダル。
これが、ホンマにうれしい!!!
今年も、無事完走です。
いやぁ~、良かったぁ。
ちなみにHさんは2時間10分、まーとんは2時間30分くらいとのこと。
ご健闘、お疲れさん。
余談ですが、終わってからの仮設トイレ。
中には便器がなく、穴のみ。
これをめがけて・・・。
難しい・・・。
みんな揃ったところへ、佐藤さん母娘が。
どうやら、3キロ完走とのこと。
3歳にして、大変よく頑張りました。
ということで、トゥクトゥクへ戻ります。
帰りにパイナップルを食べながら・・・。
1個分で1ドル。
ウマい。
トゥクトゥクに揺られながら、しみじみと金メダルを眺め、余韻に浸ってます。
やっぱり、うれしい。
ホテルに帰って、シャワーを浴びて、今夜の便で帰らなければならないので、荷造りをします。
そして、レースで汗がビショビショのウェアはクリーニングへ。
ちなみに3時間、早上がりコースでお願いします。
それでは、昼食です。
今回は、カツカレー。
まずは、ラーメン。
味は、ともかく一応食べられました。
ゴロー君は、クメールカレー。
信じられない・・・。
腹も膨れたので、マラソンの疲れをいやすため、マッサージへ。
今回は、じっくりコースの90分。
いゃあ、極楽極楽です。
ちなみにマッサージ店のトイレの表示。
分かりやすい。
マッサージが終わってからは、することがないので、まったりタイム。
西バライという人口湖で、のんびり過ごします。
そのために買い出し。
果物です。
おばちゃんにカットしてもらいます。
柿です。
この卵は、中身を出して、味付けをしてもう一度注入し、熱で固まらせています。
まーとんたちが食べたら、実にウマいらしい。
私は、普通の茹で卵にしましたが・・・。
ここでは、カエルなどの串焼きが売ってました。
それでは、まったりする場所へ。
急な崖を下ります。
湖の風にアタリながら、ハンモックでのんびりタイム。
いやぁ、心地よし。
果物もウマし。
のんびり時間も経ち、ぼちぼち戻ります。
ホテルでHさんたちの部屋を借りてシャワーと着替え。
そのあと、お別れ食事会。
食欲がない私は、サラダのみ。
この日は、ケィンは孤児院の後輩の結婚式へ参列。
孤児院のみんなとバスで。
疲れているのに、私たちを見送るためにと、またまたやってきてくれました。
ケィン、体に気を付けて、頑張ってください。
32歳、ぼちぼち自分の結婚も考えねば・・・。
今回、ケィンの結婚式には招待してもらうことを約束しました。
早くその日が来るように・・・。
ケィン、ありがとう。
そして、スレイニー。
4年ぶりでした。
元気そうで、そして大都会のプノンペンで暮らしていますが、前のままのスレイニーでいてくれてうれしかったです。
仕事を頑張るのもそうですが、たまにはシェムリアップに帰って来て、孤児院のメアス博子おかあさんのところへ訪ねてください。
スレイニー、ありがとう。
また、会いましょう。
ということで、今回のカンボジアは、金曜日の夜に到着し、日曜日にハーフマラソンを走って、その夜には帰国するというスケジュール。
ハードでした。
それでも、様々な縁が広がり、お会いできた方々、ありがとうございました。
遠く離れた国で暮らしていますが、お互い元気で、また会えることを。
ちょっと駆け足のカンボジアでした。
シェムリアップ空港で、待っている間、やはり先ほどサラダしか食べていなかった私は、この誘惑に・・・。
吉野家です。
思わず牛丼とみそ汁セットを・・・。
うまかったぁ。
このあと、ベトナムのホーチミン空港で乗り継ぎをし、翌朝に名古屋へ到着しました。
帰りの養老SAで朝ご飯。
きしめんです。
うまかったぁ。
家に帰る途中のマキノです。
山が白い。
メタセコイヤも紅葉です。
帰宅してからは、洗濯ためコインランドリーへ。
終わり・・・。