二足歩行型ロボット「ASIMO」の正式名称は、Advanced Step in Innovative Mobility(新しい時代へ進化した革新的モビリティ)と言うのだそうだ。
なんだかよくわからないが、自律型ロボットという点では、我々が制作しているAUV(Autonomous Underwater Vehicle)とよく似ている。
今度、Scienceに掲載するLocal対GlobalのDabateに参加しないかと誘いがあった。
急な話で戸惑ったが、名誉なことだと思い、参加することにした。
主な3つのカテゴリーについて、LocalとGlobalな観点から論文を書くというものだ。
タイトなスケジュールで、今月中に完成させなければならない。
どういうわけか、私の愛称は「ASIMO」になってしまった。
(his real name Ohayo Michio from Japan, who brings his knowledge of using high-tech gizmos for in-situ monitoring)
という注釈がついた。
現場観測とリモートセンシングのDabateで、前者の立場で意見を言うことになる。
面白そうな話だ。
ASIMOは日本人の代名詞なのかもしれない。
そう言えば、10年ほど前に次のような本を書いたのだが、これが最近再評価されているらしい。
ペーパバックで再版されてしまった。
http://www.amazon.co.jp/Freshwater-Management-Global-Versus-Perspectives/dp/4431684387/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1428722298&sr=1-1&keywords=Michio+Kumagai
人生は糾える縄のようなもので、何が登場するかわからない。
「生きる」ということはそんなものだから、あきらめないで一つ一つ努力することが大切だ。
特に研究者は、書くということをやめてはいけない。