平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

護られなかった者たちへ

2021年10月09日 23時59分48秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日も、前日の土曜日に引き続き映画を3本観る。
ここのところ、一気に観たい映画が封切られるので、
週末、ほとんど映画漬けだ。これでライブも入ると、
うまく日程が組めなくて週末2日とも名古屋とかなってしまう。
というか、この週はライブなくても2日行くはめになったしね。
まあ、もともとライブで週末2日名古屋とかいうのも出てくるし。
とりあえず1本目は地元の映画館で、「護られなかった者たちへ 」を観ました。


内容は、ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を映画化。東日本大震災から9年後、
宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。
被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、
2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。
利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。
犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。


実話ではないが、東日本大震災絡みだったので観てみました。殺人事件の殺害理由が悲しい限りだ。
ミステリーとしてみた時に犯人像がすぐわかってしまうのもなあと思ったが、最後はそういうことかとなる。
感想を書くとネタバレ的になるで今から観る人は読まないで下さいね。事件の発端となるのが生活保護の現場である。
そこでの申請の受付等に絡むもの。また現場現場で不正受給の見極めもしなくてはいけないので大変なのである。
しかも大震災の後とあって、申請件数も多くなっている。生活保護の現場は最後のセーフティーガードなので、
その意義であったり、その現場で働く人について考えさせられる。そして殺人事件に絡む人たちが、それぞれに
大震災で心に傷を持っていたりと、考えさせられることが多い映画だった。事件の真相がわかっても、せつなくなる。
そんな映画でした。






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