ヴィクトリア

今日は、名古屋で映画を２本観ました。1本目の上映時間が早くなかったので、
朝ゆっくりできて良かったです。1本目に観たのは、「ヴィクトリア」。
この映画は、ドキュメンタリーだったので観ることに。先週観た「クレストーン」と
セットみたな感じの上映で、アメリカのドキュメンタリーです。
先週、朝一で観ることができたのに気づいてませんでした。
この２本が別モノって。ポスターとか一緒なんだもん。


内容は、都市計画が頓挫した砂漠のゴーストタウンに移住した青年を追った
ドキュメンタリー。アメリカ、ロサンゼルスから車で2時間ほど内陸へ
移動したところにあるカリフォルニア・シティ。1960年代、ある富豪が
この地をロサンゼルスに次ぐ街として開発しようとしたが、大量の道と
ゴルフコース、ボーリング場の建設を後に計画は頓挫し、砂漠の中の
ゴーストタウンとなった。そんなカリフォルニア・シティの地に、
波乱に満ちたロサンゼルスでの暮らしを捨てて移り住んだ
青年ラシェイ・T・ウォーレン。彼にとってこの砂漠の地は、
人生に希望の光を灯すユートピアであった。


「クレストーン」に比べると、ユートピアと思っていた地が、そうではなかったが、
真面目に働き、学校にも通って卒業してと、その生活は全く逆だ。不便てけっして
裕福でもない淡々とした生活だが、彼はそこにいることに不満もあるが、どうしても
嫌って感じでもない。映画も、何か日記のような感じで進んでいく。本当に普通の
日常生活なので大きな出来事もない。ナレーションで思いが語られるのみだ。
なんだろう、アメリカの生活っていうとニューヨークとかロサンゼロスとかイメージ
しがちだけど、こんななにもないところもあるんだって。当たり前なんだけどさ。
アメリカ全土が都会なわけないもんね。日本だってそうだし。そんな当たり前のことを
あらためて気づかされる。そして、こんなゴーストタウンがあることに驚きだ。





全般ランキング