平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

甦る三大テノール 永遠の歌声

2021年01月10日 23時57分42秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、名古屋で観た映画の2本目は、「甦る三大テノール 永遠の歌声」。
これまたドキュメンタリーで、しかも音楽モノとくれば観るしかない。
最近、「パヴァロッティ 太陽のテノール」を観たばかりだが、
またすぐに、三大テノールの映画がくるとはね。楽しみにしてました。


内容は、「3大テノール」として活躍したルチアーノ・パバロッティ、プラシド・ドミンゴ、
ホセ・カレーラスが共演する模様を、未公開映像などを交えて構成したドキュメンタリー。
音楽とサッカーをこよなく愛し、親友でもありながらお互いが最大のライバルでもあった3人のオペラ歌手。
彼らが「3大テノール」として活躍を始めたのは、1990年のイタリアワールドカップ・サッカーの
前夜祭として開催され、白血病を乗り越えて復活したホセ・カレーラスが出演したローマ・カラカラ浴場での
コンサートからだった。3人は2007年にパバロッティが他界するまで、世界中の音楽ファンを魅了し続けた。
本作では彼らの17年間の活動の中で、これまで公開されることのなった94年ロサンゼルス・ドジャースタジアムの
バックステージの映像などを盛り込み、彼らの歌声ととともに、音楽を心から楽しむ3人の姿が描かれる。


三大テノールの活動が1990年からだとは知らなかったのか覚えていないのか・・・。
きっかけがサッカーのワールドカップだったとはねえ。イタリアらしいですね。
まあホセ・カレーラスが白血病から復活したので、それを2人が祝う形というのもあったようですが。
彼がそんな大病をしたことさえ知らなかったです。彼は三大テノールでの収益を白血病撲滅の財団を創設し、
そこにほとんど寄付していたんですね。自身が白血病となった経験からとはいえ、なかなかできないですよね。
この3人でも、やっぱりパバロッティがそのキャラクターと才能で抜けてるように自分は思います。
明るく料理大好きで、ホセが家に寄ったら帰りの飛行機で食べるサンドウイッチ作ってくれたなんて
エピソードや他にも辛い物が好きな指揮者には、いつも激辛カレーをつくってあげてたとか話があり過ぎ。
ドミンゴはパバロティに最初はライバル意識があったけど、三大でコンサートをやるようになって打ち解けたとか。
最初あれこれ意見を言うだけではまとまらなさそうだったが、ピアノいれてリハやったら急に仲良くなったようで、
やっぱり音楽の力は偉大なんですね。ローマ以降ワールドカップがあるたびに、開催地でコンサートをやるようになった
ので日韓ワールドカップの時は横浜でやってるんですね。全然記憶にないなあ。
彼らの活動がオペラを大衆化したと非難する声もあるが、音楽が大衆に聴かれることは悪いことではないと本人達や
彼らを聴いてオペラに触れて、後にイギリスのオーディション番組でオペラを歌ったのがきっかけでデビューした
ポール・ポッツもインタビューで出てきて、大衆化を肯定している。大衆化されてなければ彼の才能は世に出なかったしね。
三大テノールにまつわる色々な裏話と、彼ら3人の歌声が聴けるだけで価値ある映画です。

この2曲は、たまらんですね。一番最初のローマでのコンサートです。


























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