ラストナイト・イン・ソーホー

先週の土曜日、最後の４本目に観た映画は、「ラストナイト・イン・ソーホー」。
最初は、ただのホラー映画化と思って観る気はなかったのだが、
ZIP-FMで６０年代の音楽が流れると聴いて、ある意味、音楽モノともいえるかと
観る気になりました。予告で観るとストーリーも面白そうだったしね。
こちらはセンチェリーシネマで上演だったので、移動したため夕食が後に。


内容は、ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に
入学したエロイーズは、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中で
きらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディに出会い、その姿に
魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も
感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を
送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女
だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では
謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。


ストーリーの展開としては、なかなか面白くラストまで退屈するようなことはなかったかな。
最初はシンクロして、現実世界も良いほうへといっていたのだが、サンディの生活が荒れて
くるとエロイーズの現実世界には、サンディの世界の亡霊どもがやってくるようになって、
エロイーズは混乱していくのだが、最後の展開は読めなかったなあ。そういう結末かと。
逆に話としては面白いが、設定にちょっと無理が出てくるんじゃないのかなあとか思いました。
後は、なんといって６０年代の音楽が全編に流れていて、良い感じでした。怖さは半減とかは
なかったですが。ホラーといっても血がピューピュー系ではなく、ゴースト系なところなので、
苦手な人でも観れると思います。



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