1980年公開のイタリア・フランス合作映画です。
フェデリコ・フェリーニ監督らしい、めくるめく官能的な映像が展開されます。
お馴染みのマルチェロ・マストロヤンニ扮する中年男が、列車で知り合った官能的な女性に導かれるように途中下車して、女性優位の世界「女の都」に迷い込みます。
フェミニストの集会、女性の暴走グループ、官能の館、別れた妻との再会、幼い頃からの女性に関する思い出の世界などをさ迷います。
それを通して、男性優位の社会、セックス、フェミニズムなどのあらゆるものを風刺しています。
フェリーニの他の映画にも出てきますが、彼は胸やお尻が豊満な女性が好みのようです(実生活の妻であるジュリエッタ・マシーナは痩せ型の小柄な女性なのですが)。