2014年公開のアメリカのコメディ映画です。
オーナーの命令で型通りのメニューだけを出している、ロサンゼルスの有名レストランのシェフが、大物のフードブロガーに酷評されて、逆上した様子をSNSで拡散されしまいます。
そのため、職を失い、誘いのあった他のレストランからも敬遠されてしまいます。
元妻の勧めでマイアミに行き、そこで出会ったキューバ・サンドイッチのフードトラックを始めることになります。
夏休み中の10才の息子と、元部下の料理人の助けを借りて、フードトラックはマイアミをスタートしてロサンゼルスへ向かいます。
抜群のおいしさと、息子によるSNSを使った巧みな宣伝のおかげで、フードトラックは大成功します。
たんなるシェフとしての立直りだけでなく、疎遠になりがちだった息子との親子関係を修復させる姿も描いたところが、この映画の優れたところでしょう。
それにしても、映画に出てくる様々な料理を作るシーンのなんとおいしそうなことか。
それだけでも一見の価値はあります。