現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

ようかいばちゃんと子ようかいすみれちゃん

2024-10-17 08:54:07 | 作品論

山の中で一人で暮らす91歳のようかいばあちゃん(不思議なことを起こすので主人公はそう呼んでいます)とひ孫のすみれちゃんとの触れ合いを描いたシリーズの六作目です。

今回も、すみれちゃんは、おとうさんの車でようかいばあちゃんの家に来て一晩だけお泊りします(おとうさんはすみれちゃんをおろすとすぐに帰ってしまい、翌日迎えに来ます)。

今回は不思議なことを起こすようかいばあちゃんに、すみれちゃんが弟子入りします。

そして、ようかいばあちゃんに代わって、八十八歳のおあささんに米寿のお祝いの習字をするための道具を届けるのです。

その途中で、すみれちゃんはピンチに陥りますが、ようかいばあちゃん譲りの不思議な力を発揮して切り抜けます。

そして、帰りに子どもの頃のようかいばあちゃんに出会うのでした。

今回も、現代では関係が薄れてきている、老人と子どもの触れ合いを鮮やかに描いています。

 

 

 

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