1994年に公開されて、一躍、監督のウォン・カーウァイを有名(特に日本で)にした非常にスタイリッシュな映画です。
失恋した二人の警官の、それぞれの新しい出会いを、疾走するカメラワークとしゃれた会話(モノローグも含む)で、香港の猥雑だが魅力的な雰囲気の中で描いています。
トニー・レオン、フェイ・ウォン、金城武たちの若々しい魅力が全編に溢れています。
バックに流れるママス・アンド・パパスの「夢のカリフォルニア」やクランベリーズの「ドリームス」(作品中ではフェイ・ウォンがカバーしていますが、これもまた魅力的です)などが、作品の雰囲気によくマッチしていて気分を高揚させてくれます。
恋する惑星 [Blu-ray] | |
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KADOKAWA / 角川書店 |