2009年公開のドイツ映画です。
大衆食堂を経営するギリシャ系の青年と、その周辺の人々を描いています。
移民に寛大な国であるドイツらしく、様々な人種の人々が登場します。
主人公の兄(窃盗で服役し、仮釈放中)、恋人(祖母が大金持ちで、彼女も優秀で海外に派遣されます)、従業員の女性(兄の恋人になります)、シェフ(一流レストランをクビになっています)、理学療法士(ギックリ腰になった主人公を親身になって面倒を見て、新しい恋人になります)、いろいろな怪しげな友人たちなど、個性的な登場人物たちが、主人公にからんできます。
ストーリー自体はかなりハチャメチャなコメディなのですが、全編にスタイリッシュな音楽と映像があふれていて、けっこう楽しめます。