－奇跡の名橋－“錦帯橋”

山頂に小さく見えているのが「岩国城」

錦帯橋の美しさは、江戸中期以降からすでに評判になっており、当時の山陽道から外れた場所に造られたにもかかわらず、参勤交代の大名達もその名橋を見る為にわざわざ迂回し、錦帯橋を見物してから江戸に向かったと言われています。

日本の城シリーズ １０７ 岩国城

　３層４階の上に物見を置くという、桃山風南蛮造りの白亜の天守閣

　関ヶ原の戦いにより、岩国に移った「吉川広家」は、横山の山麓に居館を築き、防御に重きを置く形として、山頂に城を築いたのだ。横山の三方を迂回する錦川は天然の外堀で、対岸に城下町が形成されていった。


岩国城郭案内図



『１国１城令』でも破却されずに残っている石垣



大手門



旧天守台跡
再建された岩国城は、錦帯橋付近からの景観を考え、本丸南側に移動。



空堀



天守閣より

手前が役所や上級武士の居住地、錦帯橋の向こうが中・下級武士の居住地と城下町。遠くは瀬戸内海。