福島第1凍土壁工事に障害 埋設物と交差170カ所(産経新聞) - goo ニュース
東京電力福島第1原発事故の汚染水対策として、2日に着工した「凍土遮水壁」の工事で、地下に埋め込む凍結管と地下の埋設物が交差する部分が約170カ所に及び、工事の障害になっていることが6日、原子力規制委員会の検討会で明らかになった。埋設物を避ける工法が提示されたものの、凍土壁の脆弱(ぜいじゃく)性につながるとして有識者から疑問が持ち上がっている。
東電によると、敷地内の地下にはケーブルや配管用トンネルなど埋設物が多く通っている。土壌を凍らせて凍土壁を設置するためには、約1500本の凍結管(長さ26・4メートル)を1メートル間隔で埋設しなくてはいけない。凍結管と埋設物の交差は山側に76カ所、海側には約90カ所あるという。
東電は埋設物を避けたり、貫通させる工法を提示したが、検討会に参加した有識者からは「把握されていない埋設物があった場合どうするか」「避ける工法できちんと土は凍るのか」との指摘が出た。特に埋設物を避ける工法については、高度な技術が必要とされており、施工を担当する鹿島建設は「作業員の訓練を進め、慎重に施工する。ベテランがいるのでミスをすることはない」と強調した。
タンク漏洩は頻繁に起こり、ALPSもほとんど使えない、「凍土遮水壁」も使えない?
汚染水問題は、更に酷くなっている。
こんな状況で、原発再稼働は「本末転倒」なのだ。
東京電力福島第1原発事故の汚染水対策として、2日に着工した「凍土遮水壁」の工事で、地下に埋め込む凍結管と地下の埋設物が交差する部分が約170カ所に及び、工事の障害になっていることが6日、原子力規制委員会の検討会で明らかになった。埋設物を避ける工法が提示されたものの、凍土壁の脆弱(ぜいじゃく)性につながるとして有識者から疑問が持ち上がっている。
東電によると、敷地内の地下にはケーブルや配管用トンネルなど埋設物が多く通っている。土壌を凍らせて凍土壁を設置するためには、約1500本の凍結管(長さ26・4メートル)を1メートル間隔で埋設しなくてはいけない。凍結管と埋設物の交差は山側に76カ所、海側には約90カ所あるという。
東電は埋設物を避けたり、貫通させる工法を提示したが、検討会に参加した有識者からは「把握されていない埋設物があった場合どうするか」「避ける工法できちんと土は凍るのか」との指摘が出た。特に埋設物を避ける工法については、高度な技術が必要とされており、施工を担当する鹿島建設は「作業員の訓練を進め、慎重に施工する。ベテランがいるのでミスをすることはない」と強調した。
タンク漏洩は頻繁に起こり、ALPSもほとんど使えない、「凍土遮水壁」も使えない?
汚染水問題は、更に酷くなっている。
こんな状況で、原発再稼働は「本末転倒」なのだ。