4月27日の記事に重複するが・・・
東京地検特捜部が、自民党系議員だったら「収支報告書」の訂正を行えば許される程度の罪を、元秘書らを虚偽記入でいきなり逮捕・勾留するという暴挙に出て、そこを糸口に「小沢一郎民主党幹事長」の『政治とカネ』問題を暴く為に行ったものだが、マスゴミにリークするなど汚い手を使って1年以上かけ捜査したにも拘らず、解明出来なかったのだ。
東京第5検察審査会は、小沢氏の『政治とカネ』問題から「元秘書らとの共犯関係の成立が強く推認される」と指摘してしまった。これは、先入観による大きな勘違いなのである。
「腐ったマスゴミ」によって創られた、「小沢一郎=悪人」のイメージに乗せられ、自分達が『大岡越前』にでもなったかのように、「小沢一郎氏」を裁いてしまったのだ。検察審査員は裁判官ではない。
検察審査会は、
検察官の恣意的な判断によって、被疑者が免罪され、犯罪被害者が泣き寝入りする事態を防ぐという役割の為にあるのだ。今回は、「被疑者の免罪」の為にしたのではなく、是が非でも「小沢一郎」を起訴したかった検察が、当然ながら証拠不十分で「不起訴処分」にするしかなかった事件である。つまり、裁判しても「有罪」には出来ないと判断したのだ。
だが、怖いのはこれからではないだろうか?
一昨日、小沢一郎氏の3度目の聴取が行われ、今月中にも処分が出される可能性もあるようだが、元秘書3人を再聴取しても新たな証拠は出てきそうにない。だから、「不起訴処分」しかないのだが、また謎の団体から審査の申し立てがあり、東京第5検察審査会はまた「起訴相当」の議決になり、小沢一郎氏の強制起訴は必至の状況であろう。しかし、これでは検察の存在意義が危ぶまれてしまう事態なのだ。これを避ける為、検察が公判を維持するだけの証拠もなしに起訴する事が考えられる。
昨年12月、政治資金規正法違反等で不起訴処分になった「森田健作千葉県知事」に対し、「森田健作氏を告発する会」が「検察審査会」に申し立てを行ったが、未だに動向が伝わってこない。小沢氏の場合は、約3ヶ月という異例の早さで「起訴相当」の議決が出たのだ。そして、秘密裏に行われるはずなのに、マスゴミによるリーク報道がなされていた。
東京第5検察審査会は、政治的に利用されているのではないか??
『免罪』を防ぐ為にあるのに、『冤罪』を生んでしまうかもしれないのだ。
参院選の前だけに、政治的影響は計り知れないものがある。
マスゴミは騒ぎ立て、小沢一郎(民主党)潰しに躍起になるだろう。そして、懲りない国民はマスゴミに踊らされ、また投票所へ向かうのである。