日立LX70を買った。
とは言ってもミニカーだが。。。。
いくら旧型のLX70と言えども本物なんか買えるわけもないわw
本当なら、仕事で使っているLX80が欲しかったのだが、いくら
探してもLX80のミニカーは無いようなので、LX70で妥協したのだ。
まあ、形はほとんど変わらないのでこれで充分でしょう。
ただ、眺めていても仕方がないので、これを使って実験をしてみた。
バケットを降ろして通常走行の状態
バケットを最大に挙げた状態
この両者で横転するまでの限界角度を測定してみるというもの。
あくまでもミニカーでの実験なので、実車とは重心の位置や重量
バランスなども違うのでなんの参考にもならないもではあるが・・・
荷としては、乾電池にガムテープを巻いて雪の塊をいっぱいに
すくった状態を想定して、重量の比率を設定した。
実験の方法はミニカーを徐々に傾けてゆき、横転方向に転じた時点
での車輪の高さを測定した。
結果
バケットを下げたときの車輪の高さ ⇒ 34mm
バケットを挙げたときの車輪の高さ ⇒ 27mm
横転の支点となるタイヤの端から端までの長さを53mm
これらを-tanで計算すると
バケットを下げたときの横転限界は32.7°
バケットを挙げたときの横転限界は27°ということになった。
あくまでもこのミニカーでの結果で、実車がこのとおりになると
いうことではありません。
しかも静荷重での状態なので、実車のように動荷重となるとまた
違う結果になると思われるが、傾向としては変わらないと思う。
結果的には当たり前のことだが、バケットを挙げた状態のほうが
重心が高くなるので、横転限界は低くなるというもの。
実験するまでもないことだと言われればそれまでだが・・・
もうひとつ、写真は撮っていないが、車体を山側に折った状態だと
横転限界が少しあがる。
逆に谷側に折ると限界が下がる。
これもバケットの荷重が山側に移動することで横転限界が上がると
いう当然の結果ではある。
ただ、これも止まっている状態での話なので、稼働しているときで
あれば荷重移動も発生するので、また違った結果になるだろう。
やる前から結果が解っている暇つぶしの実験でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます