先週から用事が立て込んでいて、さすがに疲れがたまっている週末。
明日は、だんな様が仕事なので、もうひと頑張り。
そう、頑張らないとね。
先日の小学生組みの授業参観の後、懇談会も行われました。
この時期の議題は大概、夏休みの宿題のこととかなんですが、
今回は指導要領の改訂で、通知表についての説明がメインでした。
いわゆる評価の基となるポイント・・・
教科ごとの観点を、市内全部の学校で統一する動きのようです。
今まで、そうじゃなかったことのほうが驚きでしたが。
どの教科も、先ず最初に挙げられているのは
『関心・意欲・態度』
判断する側の主観によるものが全体の1/3に占めるのです。
しかし、実際は最後にあった
『知識・理解』
というところ。
そう、テストなのです。
通知表の判定は、◎ 〇 △ で表されます。
昔は数字だったので、もう少し具体的に掴むことが出来ましたが、
この〇が一番厄介。
幅が広いのです。
◎を取るには、5教科ならテストの点数は91点以上が必須で、
図工や音楽、体育では、やはり、
『関心・意欲・態度』
が肝心になってきます。
例えば図工なら、ある工作物を作る際に、どれだけ材料を揃えてくるか、
学校での工作などは、材料は買って用意する、もしくは、
キットを購入するのが殆どなので、そこで所謂“家庭力”が試されるワケです。
調べ学習でも、前日に〇〇が必要(例えばお菓子の空き箱とか)と言われた時に、
持ってこれる事(子)は、関心が高い、意欲があると見做されるのです。
結局は、学校で習う時間より、家庭での支援・学習が大きく
影響するのだろうと感じました。
早速、来週に工作がある1年生のお知らせには、用意して欲しいものリストに
沢山の名前がありました。
殆どは100円ショップで揃う物。
そういえば・・・
お姉ちゃんのとき、キラキラシールとか、モコモコペンとか
仕上がりが見栄えよく見えるものを、買って上げたんだっけ。
でも、弟の通っていたオルタナティブ教育の幼稚園出身のママさんが
『買わないと作れない工作なんておかしい。』
と言っていたのを思い出します。
テストで良い点を取れなかったら、
主観に訴える術を刷り込ませそうで、とても不安に感じるのは
私だけでしょうか。