Cache-Cache ~かわいいかくれんぼ~

日々の生活の中で“見つけた”なにげない事柄を、
子供たちの育児日記と一緒に・・・

そして今日

2011年12月25日 | 子育て日記

12月25日。
2011年のクリスマスは、いつになく静かで、控えめで
でも今年ほど、家族や大切な人と過ごす方が多かったことでしょうか。
我が家も、ささやかなお祝いをしました。

さて・・・
サンタさんからの贈り物は、わが子たちの元にも届けられていました。
今朝、日曜の朝だというのに6時少し前に、もの凄い速さで起きだして
探していました。

『やった~!』

静かな朝に、歓声が響きました。

男の子二人のプレゼントは、今年は並んだり、駆け回ることがなく
余裕を持って探すことができました。

しかし、お姉ちゃんのをどうするか(本人は承知しているのですが)
やはり弟たちの手前もあり、無いにするには可愛そうな気も。
色々考えて、本人が欲しがっているものではなく、初めてあげたい物
というか、必要なものを贈ることにしました。

ベッド。

贈り物にするは、あまりに実用的すぎますね。
でも、予てから欲しがっていましたし、ちょうど良さげなのを見つけたので。

その夜の計画は
弟二人が寝てから組み立てて、お姉ちゃんには一芝居協力してもらう予定でした。

しかし・・・
今年の我が家に憑物だったことが、ここでも。

配達員が

『荷物の上に物落としちゃって、傷がついてたら連絡してください』

もう・・・
はあ?と、あまりに呆れてしまい、次の言葉がみつからない。
そして、傷はしっかりついていました。

だんだんと、抑えていたものが溢れ出してくる。
お姉ちゃんはそれでも良いと言ってくれたけど、これはそれでは済ませられない。

クリスマスなのにね。

本当に・・・

クレーム。
いえ、今日の私はそう落ち着いて、理性をもってなんて、そんな大人ではいられませんでした。

荷物の扱いのこと。
配達員の態度。
これは冷静に、かつ応対を聞き漏らさず、問い詰めて。

そして、今日がクリスマスだということ。
それが意味するところ。
おもいっきり悪態をつきました。

子供には聞かせられませんから、玄関先で。
ご近所の評判・・・
すべてを投げ捨ててでも、どうしても許せなかったのです。
(子供を叱る声は筒抜けでしょうから、もともといい評判などないでしょうけど)

イブの夜。
なんだかもう、抜け殻のようになってしまった私を心配しながらも
お姉ちゃんに何か用意してあげたいと、だんな様が色々ネットで調べながら
深夜に、町ひとつ分の距離まで自転車を漕いで、買いに行きました。

自分の分は無いと思っていたおねえちゃんは、
まさかの贈り物に、訝しがりながらも
クリスマスの奇跡を、それはそれは喜んでいました。

今年、我が家の憑物だったこととは
頼んだもの(こと)が、一度で済まない(解決しない)ということです。

引き取られたベッドですが、今日はその後連絡がありません。
販売店の在庫状況はまだあるようですが、早くても年明け20日過ぎになりそうです。
これじゃあ、娘へのじゃなくて、私の誕生日プレゼントになっちゃいます。

「あまり思い詰めすぎると具合を悪くしそうだから、これで我が家の
今年最後の厄落としと思って、あとは返事を待つことにする。」

と、だんな様に伝えました。
でも、疲れなのかストレスなのか・・・
軽く寒気がしています。


クリスマスの奇跡。
こんな私にも起こりました。
可愛いサンタさんたちから、温かな贈り物を頂戴しました。
私らしい、私が好きそうな色合いの靴下を贈ってくれたのです。

反抗期のサンタさん
いたずらっ子のサンタさん
食いしん坊のサンタさん

みんなありがとう。
そして
メリークリスマス!