東日本大震災から2年が経ちました。
2年の間で一向に進まぬ復興に、もちろん苛立ちを感じると同時に
何でしょうか、この胸の中にあるしこりのような違和感。
先だって、江戸時代に起きた宝永噴火の復興を紹介するテレビを観ましたが
いつの時代も復興のために集められた資金の流用があるのですね・・・。
それが人間だということかもしれませんが、歴史から、経験から学びません。
小さな変化ですが、地域の取り組みが変わったことは安心であり
嬉しいことです。
住まいの地域も独居高齢世帯が増えていることがあり
万一の避難の際は、その方々の避難をどうするのかが懸念だそうです。
実際に動けるのは、定年を迎えた方、専業主婦が殆どです。
そこで、地域の学区にある高校生や専門学校生に協力を仰いでいるようです。
もちろん、独居の方々に常に声掛けや見守りをおこなうなど
状況を把握しておく事を第一にしているようです。
まだまだ地震の心配もあります。
いまだ漏れ出している放射性物質の影響も。
どこへ行っても、決して安全安心は見つけれません。
でも、だからこそ、必要なことを優先順位をつけて取り組んでいくが肝心ではないでしょうか。
被災された方々の生活を案じるとともに、亡くなられた多くの犠牲者の方々の
ご冥福をお祈り申し上げます。