長かった夏休みが終わり、私も今週から通常業務となりました。
8月半ば過ぎから戻ってきた暑さも、今日は涼しいというか、肌寒く感じる風が吹き
いよいよ夏が終わろうとしています。
夏の最後の風景
宿題が片付いてホッとした先週末、大磯の照ヶ崎海岸に磯遊びに出掛けてきました。
この海岸は、アオバトが飛来する場所として有名で、今の時期だと、午前中と夕方前に
その姿を目撃できます。
子どもたちはアオバトよりも、岩場に隠れているヤドカリやカニ探しに夢中ですが・・・
今回は、昨年の教訓を生かし、マリンシューズに軍手のフル装備で、
道具も、使わなくなった金魚すくい用の網を用意したのですが、
そんな子どもに簡単に捕まるようなカニではなく、
次男は残念顔でしたが、それでも、夏休み最後の良い思い出になりました。
夏の終わりを感じるものに、波の高さや、日が沈むのが早くなるなどがありますが、
私には、もう一つ・・・
沢山あった蛹の最後の羽化を見届けること、があるでしょうか。
こちらは、最後のキアゲハの羽化。
毎年、パセリ畑を全滅する勢いの幼虫でしたが、羽化まで出来るのは僅か。
蛹まで進めてもアリに襲われることも多く、自然の厳しさを改めて感じます。
キアゲハと同じく、ツマグロヒョウモンの蛹も無事に羽化が出来たのは僅かです。
タイミング良く、羽化の直後に立ち会えた時に、指にとまらせることが出来たときは、
やはり嬉しいものですね。
そして、羽が落ち着き、ヒラヒラと飛び立つのを見送った時に、
夏休みが終わる嬉しさと同時に、また仕事か・・・と、夏の終わりは、何とも切ない気持ちになります。