ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

自由

2014年10月10日 | 随想

Heaven_23  まず小咄を少し。

 アメリカではオバマ大統領を批判することができる。
 ロシアではオバマ大統領は批判することができる。

 

 近代的民主社会では、女性の服装は自由である。
 イスラム社会では、女性はブルカを着て自分を大切にする。

 今日は自由ということを考えたい。自由と平等は人類普遍の原理であると思いたいが、どっこいそうではない。例えば奴隷制の廃止である。自国の経済にたとえ不利となっても奴隷貿易を禁止し、廃棄までにした国があった。また奴隷解放のために、その国の歴史上最大の戦死者を出した国がある。自由もまた与えられたものではなく、同様である。 

 これらの自由・平等を土台としている所には、神の前に人はすべて等しいとする、キリスト教信仰があることを忘れてはならない。また神を拒むことすら自由であって、悔い改めて真に神に立ち返ることをひたすら待ち続けるのもキリスト教である。信仰の強制は信仰の死を産む。信じないことも、信じることも、完全な自由の中から選ぶことを、神は待ち望んでおられる。  ケパ

 
コメント
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