ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

冬のチューリップに負けて、アンデルセンに行ってみた

2018年01月20日 | 生活
結局、今咲いている、だまされたかわいそうなチューリップ見たさに、私たちはアンデルセン公園に足を運んだ。(南ゲート入り口)この公園は日本の公が作ったNo. 1公園で、規模や設備が図抜けている。いつも思うのだが、市内中至る所交通渋滞だらけで半身不随のこの町、「こんなところに大金を使っていたのか!」といつも渋滞道路で苦労しているので思う次第である。

前置きはそのぐらいにして、入場料無料の私と、それを悔しがるドルカスともう一人で中に入る。確かにチューリップが至る所、咲いている。これはチューリップ祭りだ。この正面北ゲート付近の噴水の周囲にチューリップがご覧のようにあるだけでなく、園内を散策すると至る所にチューリップがなみなみと咲いている。しかし中には、哀れ、寒さにやられて花びらがしおれているのもチラホラ。「うーう、だまされた〜」の声なき声が聞こえそうである。ハウステンボスが有名だが、こんなことができるのも、この辺りの温かさの故なのだ。(動物たちと触れあえる施設もある)

今回は子ども美術館ゾーンに迷い込んで行ってみた。その原因が、大地の広場にある奇妙なクレーンに、「あれはな、なんだ?」と見に行くと、わけのわからない、魚のアンコウに模したクレーンが立っている。私はこれを「子どもを吊り下げてブンブン振り回して(泣かすか喜ばすかして)遊ぶクレーン」とふざけて言うと、お伴のお方たちには「そんなバカな」と一笑だにしてもらえない、と全く不発。しかし本当にこれには理解が困った。

この横の方を見ると面白そうな建物がずらずら並んでいる。木のアトリエ館‥‥‥どうも木工教室らしい。陶芸のアトリエ館‥‥‥焼き物の釜まであって、粘土教室がある。次に織りのアトリエ、染めのアトリエ、食のアトリエ‥‥‥な、なんだこれは。どうも一階が実習制作スペースで、二階(ここは斜面になっていて、二階は上の道から直接入れる)は展示場などになっている。それぞれに相当数の指導職員がついている。

もっと驚いたのは、さらに奥に行って、子ども美術館の本館(パフォーマンスゾーン)だ。(この奥が子ども美術館本館)と言うことは今まで見てきたのはクラフトゾーンということか。(入り口の受付)地下一階地上3階。両端にエレベーター付き。ここも斜面を立体的に、夢のある建造物となっている。とにかく行って見なければ詳細はわからないが、ありとあらゆる子ども関係のものが揃っていて、「銭、すっごいかけている!」と思う。
元教師としては、「船橋の二倍、110万の広島市にもこんなの無かった!」すると側の横浜の方も言った。「私は横浜の保育教師ですが、私の知る限り、450万人の横浜にもありません」ということは、 やっぱり船橋は、本当に道路を犠牲にして、ここに回してるんだ、と。確かにこれは、未来への投資?‥‥この正しい素晴らしい施設を見た後、再び、本来は田舎道のはずのたった10㎞の道のりを、やっぱり来た時と同じ30分かけて帰ることに。道路にはこの町、お金、やっぱりかけてない。
おまけ‥‥公園内のマンホールまで特製。凝りすぎ?


ケパ





コメント
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