耳の中で、小さく絶え間ないまるでキツツキが木を叩く様な音がする。始終ではないが、気になる。
我慢できないほどではないが、もう一週間になる。それで今日、耳鼻科に行った。
耳鼻科に入って驚いた。新型コロナウィルスの自粛で、月曜日の朝は、いつもはごった返している医院のはずが、先客は一人だけ。待合室がだだっ広く感じる。そして即体調の問診と体温測定を受ける。
もっと驚いたのは、看護師さんたちの服装である。全員が写真のような防護服姿なのだ。この事態になってこれまで、歯科医院、中程度の総合病院、眼科、皮膚科の医院に行ったのだが、こんな服装で迎えられたことはなかった。
ドルカス曰く、耳鼻科は粘膜を扱う最前線である。だからこんな風になるのでは?と。
感謝すべきことに、耳鳴りは悪性ではなく通気などを定期的に受けることによって、解消されるはずだと言ってくださった。
ただ、通気の際に、左側の耳が抜けが良くなかったのだが。これは祈り、定期的に診ていただくことしかないようなのだ。
ケパ