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キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

サックスって、自分の子供みたい?

2005年09月23日 23時17分36秒 | アルトサックス
いつもレッスンでは先生、私のことはそんなに褒めないのに、なぜか楽器についてはよく褒める。

「あぁ、これはいい鳴りしているねぇ!」とか、

「この楽器は作りが良いねぇ。」とか。

たぶん自分の買った(もしくは使っている)楽器を誰でも気に入って使っていると思うので、褒められて嬉しくない人はいないと思う。たとえそれがレッスンのためのリップサービスが多少入っていても。
まるで自分の子供をお世辞にでも周りの人に、
「あぁ、この子、とっても可愛い子だねぇ~。」と言われれば嬉しい。(子供じゃなくて、家族でもペットでも同様かな?)
よく「目に入れて痛くない。」っていうけど、実際に目に入れたら痛いけど。(笑)

話が外れたけど、そういうわけでレッスンの度に先生に「この楽器は良いよ~。」って言われつづけて、すでに10ヶ月が過ぎた。つまり習い始めて10ヶ月。「おお!あと2ヶ月でサックス歴1年?」時間経つのが早い。

で、とうの楽器は吹き始めて半年頃から、急激に音色が変化し、より倍音の多い、よく鳴る、いわゆる抜けている状態になってきた。ずっとレッスンの録音をしてきたので、聞いてみるとたしかに音色が違う。(あくまで先生が試奏したのを参考に。)自分のじゃぁ、あてにならないから。
なのになのに、いまだにその楽器の鳴る状態をうまく演奏で引き出せない自分に、とても自分の未熟さを感じている。
「ほんとはこの楽器、こんな音じゃないのに。」って。

そう言いつつ、まるで自分のサックスが、自分の子供のように感じてしまい、妙に可愛い。で、ついのろけてしまうみたい。でもほんと、可愛いと思ってないと吹いていて楽しくはないと思うので、それはそれでいいのかとも。

ちなみに私の楽器のチャームポイントは古さ。(笑)20年以上ちょっと前という、中途半端なオールドだけど、プロの人にいわせるとその時代はほんとに良いらしい。シリアルナンバーを見ると、今はほとんど中古で市場に出ない時代のものらしい。(少なくてもここ1年間は一度もみていないし。)サックスはモデルナンバーが少ないので、モデルだけで判断すると逆にむずかしいし。

でもね、私は今の楽器もとっても好き。まだ吹いたことないけど、機会があったら欲しいと思っている。きっと、どの子も可愛いんだろうなぁ~!って。
愛着を持って、いつも吹いてあげられているサックスって、ほんと幸せ者なんだね。
だから鳴るようになるのかな?って、ふと思った。
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バリトン初体験の巻。

2005年09月23日 00時24分11秒 | サックスレッスン
今日は20回目のレッスンだったんだけど、先生の都合でいつもと違うスタジオでレッスンだった。さらに先生は本業のバリトン持参で、すかさず模範演奏も聴かせてもらった。

それにしてもバリトンサックスの音を、まじかで生で聴くのは初めてだったので、とてもびっくりした。アルトの1オクターブ下って聞いていたけど、実際はまるで違う音色。深い音だった。
同じ高さの音でも、音色はまるで違う。
「これって、まったく違う楽器ですね。」という第一印象。

ちなみに先生の楽器は、1969年製のセルマー・マーク6。ほとんどラッカーとか剥げている感じでサビサビなんだけど、あの独特の風情?(緑青ふいて緑がかっている。)があってなんかいい感じだった。

とりあえず先生の試し吹きが一段落したあと、何気に、「あの~、一度、それ、吹いてみたいんですけど?」って、頼んだら、先生、快く承諾してれた。

で、さっそくキーをサックスを床に置いたままチェック。指を適当に置いてみたら、意外とどうにかなりそうだった。それから軽く吹いてみた。「ぶおぉ~!!」音が出た。それも意外と軽い吹奏感。
「あれ、これ、簡単に音が出ますね?これだとアルトとかわらないかも。」期待が膨らむ。

それから、いよいよストラップを借りて、首からサックスをさげてみた。でもそれも意外と重くは感じず、楽な感じ。
で、吹いてみた。「ぶぉお~!」太い音がした。
それから真ん中のドからひとづつ吹いてみた。
「ド、シ、ラ、ソ、ファ、ミ、レ、、」と、そこで指が、、、止まった。

なんと、右手の小指が届かな~い。(汗。)
何度やっても届かな~~い。(大汗。)
みかねた先生がストラップの長さとネックの角度、マウスピースの角度とかも調整してもらい、吹いてみるも結果は同じ。どうあがいても右手の小指がキーに届かにゃ~~~い。これにはまいった。(涙。)

、、、と、いうことは、レより下の音は、全部出ないことになるんだよね?
つまり低音がウリのバリトンなのに、低音のド♯、ド、シ、シ♭の音が出せないなんて、、。これは致命的にショック!以外何者でもなく、つまり手が小さく腕の短い自分にとってのセルマーマーク6は、永遠に演奏不可能な楽器として、今日認知されたことになった。う~ん。(って、買えるもんでもないから、いいか。苦笑)
あと、そういう話をお店の人にしたら、「いや、日本製なら、指届くんじゃないの?」って、私のとってもはや、その言葉はなぐさめにもなっていない。そのくらいショックだった。

でも冷静に考えれば、バリトン吹けなくても自分のサックス人生、なんら変化ないのでは?という結論もあり、とりあえず他の大きさのサックスも徐々に攻めていきたい!と思った。
で、今度はテナーか?(いや、また指が届かなかっらどうしよう?)という心配もあるので、とりあえず夢はあとにとっておいて、しばらくはアルトの練習がんばりたい。

と、言いつつ、、ソプラノ吹きたいなぁ~。(おいおい。笑)
コメント (3)
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