今日は東京ビックッサイト、
名古屋大学大学院の下村教授による
「スポーツ・フィットネスにおける健康食品の効果的な使用法」を聴講してまいりました。
健康運動指導士の更新には講座を受講することにより
発生する20単位が必要ですが、
0.2単位だけ足りない事実が発生し、
急遽、今回のセミナーにでかけた次第であります。
筋肉トレーニングを効果的に行なうために、
多くのアスリートたちはタンパク質を活用しています。
今回は、タンパク質とアミノ酸の話が中心となりました。
筋肉トレーニングによって筋肉が損傷されることで発生する
クレアチンキナーゼ活性グラフなどを拝見しながら、
身体づくりにはタンパク質が欠かせないことを改めて実感しました。
運動する人は、
しない人の1,5~2倍のタンパク質が必要ですが、
タンパク質だけではなく、糖質などと一緒にとるほうがいいそうです。
運動後にタンパク質の合成が進むことから、
運動直後の食事が筋肉の量を増やすとのこと。
いっぽう、タンパク質ではなく
すでに分解された必須アミノ酸を摂取するタイミングとしては、
運動直前にBCAAを飲むことで、
筋肉の量が増加する結果となっていました。
筋肉を増やすためには、
アミノ酸は運動直前、食事は運動直後が効果的です。
運動直後にタンパク質、糖質、脂肪を一定量摂取した場合、
関節などの障害の発生率が減少したという
アメリカ海軍を対象にした研究報告もあるそうです。
下村教授は本もだされているそうなので、
興味があるかたは著書をよまれることをオススメします。
今回、少し驚いたのは、
こむらがえりにもBCAAが有効であるというお話でした。
こむらがえり=カリウム不足+水分不足+ウオーミングアップ不足ととらえていた
自分に反省しました。
こむら返りには、カリウム、ナトリウム、必須アミノ酸などが影響しあっているのです。
答えはたくさんあることを常に自問自答していかなければいけません。