元!4級審判員の日記 

2002年9月より始めたブログもはや22年〜
2005年からのJFA3級は今も維持、今は元!と名乗っています。

☆irrigation project?

2007-01-24 08:15:41 | books
●大河ドラマ「風林火山」
で甲斐の寒村が舞台となっている、勘助の恋人ミツがこれだけしかないといって出す粟?の入ったお椀・・・
密告するものとか必ずいて、恐らく余所者があんなにのんびりと別の国にはいられなかっただろうけれど、あれがかつての日本の農村の姿でしょう

で昨日も書いた読書中の「大地の咆哮」まさにいま読んでいる本書の中段あたりが、この中国の農村の姿を描いている・・・最初この部分を読んだときにこの本はいつ書かれたものだろう?と思わず著者紹介のページを見直したほどだ・・・昨年7月発行
今の中国の農村の姿が、まさに楽しみながら見ている大河の世界と同じ・・・なのだ
中国農村の水不足は深刻で中国本土の砂漠化も、例えば北京から18キロのところまで来ているらしい。北京自体緯度が高いわけだが、確かに一昨年北京に遊びに(いや出張)で行ったときに、万里の長城までの高速道路から見えるあまりにも殺風景な風景、草木も少ない、農作物もそれほどできていそうにないというのが、今もってなるほどと納得させられる次第である。
高速道路の空気があまりにも悪いのは、大型トラックのとんでもない排気ガスもあったが、雨の降らない乾ききった空気のために土壌吸われるとか、どこかに流れることなく滞留しているせいなのだろう。
もうしわけないが、北京にいたらロンドン郊外以上に身体に気をつけないといけないかもしれない。
華やかな上海の片隅でもぎりぎりの生活を強いられている中国国民が多数いる。

それにしてもこの本、解説で私の(イメージだけで)嫌いな国際問題アドバイザー?の岡本氏が、中国の内情をよくぞここまで書いたというように、確かにとても貴重な経験を踏まえられたしかもよくぞここまで書かれた本だと思う。

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