チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

再度「出口のない海」に、会いに行く

2006-09-18 17:27:56 | 佐々部清監督
昨日の台風は怖かったです。かなり風が強く、今朝起きてみると、庭のハナミズキの木が根元からばっさりと倒れていました。
がたがたと揺れる家の中で、同じ怖さでも、空襲の怖さとは違うよな~とか、どうしても映画のことが頭から離れずにいました。
本当は、昨日も観に行きたかったのですが、やはり外出は控えようと・・。
それで一日あけて、今日行きました。再度「出口のない海」を観に。



今日は、やっと台詞のひとつひとつをきちんと聞くことができました。
前回はなにせ初めてで、実は、かなりパニックになっていたような。でも、今日はきちんと言葉を聴くことができて、よかったです。
監督の声もはっきりわかりました!(嬉)

でも、涙でぐしょぐしょになって、画面がよく観えなかった^^;
1回目は、頭の中が真っ白になって、泣くとかそういう感じじゃなくて、体が異常にこわばってしまってたんです。今日やっと、落ち着いて最後まで観れることができました。多くのチル友さんの顔も確認できたし。

戦いという異常な空間の中で、心の中ではさまざまなことを回想するというのも、現実をありありと見せつけられるようで、恐怖感が増しました。息苦しくなる感じは、前回と同じでした。

今・・いろんなシーンを思い出すだけで、涙が溢れてきます。
本当に、最後、竹内まりやさんの声が聞こえてきたときには、もうわんわん泣いていました。
(監督がゆっくり流すからきちんと見てねと言われたエンドロールも、実はゆがんでしまって読み取ることができません、すみません)

帰り、運転できるか心配なくらいでしたが、今日は主人と一緒に行っていたので、大丈夫でした。
それも、夫婦割引で安かったんですよ。(・・あ、うちは年が離れています、念のため)
主人は「よくできてたね~」と言っていました。
(しかし、彼の中では1番が「チルソクの夏」で2番が「半落ち」、「出口のない海」は3番だそうです。)

私はまた当分「出口のない海」にはまりそう・・
10月には「出口のない海ロケ地訪問デイツアー」にも行く予定です。

また、こちらは「回天」のことが、詳しく書かれたサイトです。「日本再建の礎と散った、若者達の記録 回天特攻隊

映画で、並木さんの最後の言葉の参考となった【和田稔少尉の妹さんへ残された言葉・・】はこちらの日記にあります。


明日は会議で出張なので、映画館へは行けそうもありません。
でも、遠くから集まってくるみんなに映画の宣伝をしてきます(^^)v


ドラマ「僕たちの戦争」

2006-09-18 07:50:21 | 最近みたテレビドラマ
『僕たちの戦争』が、森山未来くんでドラマ化されました。原作は『明日の記憶』の荻原浩さんです。
放送は、午後9時~で、なんと台風が山口県に最も接近しているとき!!
いつ停電になることやら・・と、心配しながら見ました。


 フリーターの健太が、サーフィンをしていて気を失う。。
目覚めた時、そこは昭和19年。戦争真っ只中の日本。

そして、昭和19年、戦闘機の訓練中だった吾一は、落雷にあい失神。
健太と入れ替わって現代社会にやってきてしまった。

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この作品にも後半の方に回天が出てきます。
「希望する者は○を、そうでないものは×を書いて出すように」・・
健太は大きく×を記して提出しますが、上官は「わが隊は全員希望です!」と言って、中身を見せようともせず、記名用紙を握りつぶします。
(個人の意見など、尊重されることがない時代だったのでしょうか・・)

このシーンでは、「出口のない海」で、ファーストを守っていた田野倉さん役の桐谷健太さんも出ていました!

そして、上野樹里ちゃんも、現代の健太の恋人役で出てました!
名前も「みなみ」・・えっ?みなちゃん??

大津島も出ていました。ロケがあったんですね。

ドラマは最後、森山未来くんが海から上がってくるところで終わります。
あれって、吾一なの?健太なの?
原作を読んでいないので、自分で想像するしかないのですが、みなみさんのお腹の赤ちゃんのことを考えると、父親はどうなってしまうの?と、頭が混乱してきちゃいました。

読みたい本が他にもあるし、今日は本屋さんに行って、ぜひ原作を探したいと思います。