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映画「チルソクの夏」は永遠です♪

『夕凪の街 桜の国』~広島先行上映に行く

2007-07-21 23:59:20 | 佐々部清監督
<日記の更新が、激しく遅れてしまいまいした。遡って書きたいと思います>

金曜日の夜、頑張ったのですが仕事が全く終わらず、土曜日もぎりぎりまで仕事をして、本当にこれを逃すともう無理!という新幹線に飛び乗って広島へ行きました。
私の目指すのは【TOHOシネマズ緑井 14:00の回】

広島駅で可部線に乗り換えです。(乗り継ぎ時間は10分しかない!)
走っていると前に見慣れたお二人が・・(劇団巌流第二級の副長さんと、スリー・キョウコズ末っ子さんが、やっぱり同じように走っていらっしゃいます)
「副長!」と声を掛けると「宝塚でしょう?急がないと・・」「いえ、私は緑井なので。ではここで・・」「あ、じゃあ、あと緑井で」(みんな走りながらの会話です)

可部線で20分少しの旅です。途中横川駅も通ります。(ここで下りたら、ポップラ通りにも行けるかな?とか、そんなことを考えながら・・)

緑井駅からすぐのフジグラン3FのTOHOシネマズ緑井へ。まず、ネットで注文しておいたチケットを発券。売店でパンフレットを購入。入り口で、ロケ地マップももらって、落ち着いたところで、ロビーにて予告編を見ました。田中麗奈ちゃんと堺正章さんが、広島の皆さんへあてた特別メッセージも流れています。
私なんかは予告編を見るだけで、もう「うるうる」きてしまいます。

上映10分前から中に入れました。しかしここでちょっとトラブルが。と、いうのも、私が買ったとばかり思っていた席が、違っていたのです。
ネットで注文したとき、確かに前から2番目の席だったはず・・なのに、実際にはずっと後ろの席だったんです。(ショック!)  最初、思い込んでいた2番目の席に座っていたのですが、直前になって違っていることに気付いて、かなり落ち込みました。
でも映画を観るには、一番よい席でした。両隣もたまたま空いていたので、もう初めから遠慮せずわんわん泣けました~

<映画の感想等については、また書きますね>

映画が終わったあと、舞台挨拶の準備が始まりました。マスコミ関係・プレス関係の方がたくさん入って来られました。(あ、よく知っている3人が私の座るはずだった席に・・!副長さんとスリー・キョウコズ末っ子さんと、周南支部のおたっきーさんです)
臼井PDさんの姿も確認できました。(なんだか髪が短くなっていらっしゃいます。後ろがかなり刈り上げです。気合を感じます)

舞台挨拶は、ライトがちょっと変だったけど(会場が暗いから仕方ない)、麻生久美子さんの美しさに(本当に生身の人間なの?)って思ったほどです。もちろん田中麗奈ちゃんも、顔も小さくて手足は細くて長くて・・ほれぼれ。(自分が同じ哺乳類科なのか信じられない!って感じです)
監督さんは、トレードマークのキャップを外して「『チルソクの夏』で、字幕・音声解説のバリヤフリー上映をやったことがありますが、今日広島の初日にここで、こうして字幕上映ができたことを嬉しく思います」と、ご挨拶されました。

実は、私もこの緑井14:00の回を選んだのは、【日本語字幕スーパー版・手話付舞台挨拶 】となっていたからです。
私は直接関わってはいないのですが、知人が映画字幕上映&DVD字幕法制化署名の活動に参加していて、話を聞くことがあります。 (興味のある方、もしよかったら見てあげてください。こちら   くれぐれも署名は強制ではありません。私もしていません。ただの紹介です)

私はこの映画を初めて観たときに、『もしも、この映画を観ないでいたら、ひとは一生でどれくらい損をするだろう』と思いました。世界中のみんなに観てもらいたい。だから、もしも「耳が聞えないから観ない」という答えが返ってきたとしたら、そんな残念なことはない、そう思うのです。
最初からこんなふうに字幕があるなんて、本当に素晴らしいことですよね。
(あ、1箇所漢字の誤りがあったような気が・・^^;)


舞台挨拶での二人の女優さんの言葉は、いろんなサイトで紹介されていた今までの舞台挨拶と同じような感じだったと思います。
ちょっと違ったのは、「麻生さんはとても上手に広島弁を話されていましたが、今、ここで話せる広島弁があればちょっとお願いできますか?」というMCの方の問いかけに「『ありがとう』という言葉のイントネーションがとても好きです」と答えていらっしゃいました。

麻生さんのお話を聞いて、この映画のテーマ『生きとってくれて ありがとう』・・その『ありがとう』という言葉が、ますます胸にしみました。


<長くなりましたので、続きはまた・・>