孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

第2次世界大戦の飛行機 Part 4  (P-47D Thunderbolt )

2020年03月03日 12時34分56秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

Part 4はアメリカの戦闘機P-47 Thunderboltです。

近くで見ると、Pratt & Whitneyの大きなエンジンを収納するずん胴な機首がすごい威圧感を感じます。

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P‐47D(Republic P-47 Thunderbolt )
Crew: 1
Length: 36 ft 1 in (11.00 m)
Wingspan: 40 ft 9 in (12.42 m)
Height: 14 ft 8 in (4.47 m)
Empty weight: 10,000 lb (4,536 kg)
Powerplant: 1 × Pratt & Whitney R-2800-59B 18-cylinder air-cooled radial piston engine, 2,600 hp (1,900 kW)
Maximum speed: 433 mph (697 km/h, 376 kn) at 29,000 ft (8,839 m)
8 × .50 in (12.7 mm) M2 Browning machine guns (3400 rounds)
撮影:北京航空航天大学 航空航天博物館(2014年4月、2015年4月)、北京航空航天大学 駐車場(2011年6月) 
塗装は白と黒のインベージョン・ストライプ(ノルマンディー上陸の際の連合国の友軍識別)がされ、塗装も無塗装状態ではなく灰色に塗装している。また風防にも塗装されているなど、なんとなく写真などで見慣れたP-47とは異なる違和感を感じ、実機復元機らしさがなくコピー機かと思ったのですが…
それにしても、P&WのR-2800エンジンはバカでかいし、翼の12.7mm x 4の重武装は威圧感ある。
P-47と比較すると当時の日本の戦闘機が可愛く見える。こんなでかい戦闘機を量産ラインで製作できる国力とは精神力で戦えるわけがない。
最後の写真は、北京航空航天大学の駐車場に置かれていたP-47D、エンジンなど機体前部が欠落しているようにみえる。(撮影は2011年)
この機体をレストアして航空航天博物館に展示したと思えます。


第2次世界大戦の飛行機 Part 3  (九九式高等練習機)

2020年03月03日 11時11分11秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)

第2次世界大戦の飛行機 Part 2でアメリカの代表的な練習機のテキサンをUPしたので今回は旧日本陸軍の練習機の九九式高等練習機です。

日本以外でもタイや中国で練習機として戦後使用されていました。

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Tachikawa Ki-55 (九九式高等練習機)
開発は立川飛行機、製造は立川飛行機と川崎航空機
Crew: 2
Length: 8 m (26 ft 3 in)
Wingspan: 11.8 m (38 ft 9 in)
Height: 3.64 m (11 ft 11 in)
Empty weight: 1,292 kg (2,848 lb)
Powerplant: 1 × Hitachi Ha13a (Army Type 98 450hp Air Cooled Radial) 9-cylinder air-cooled radial piston engine, 380 kW (510 hp) for take-off
350 kW (470 hp) at 1,700 m (5,577 ft)
Propellers: 2-bladed wooden propeller
Maximum speed: 349 km/h (217 mph, 188 kn) at 2,200 m (7,218 ft)
Service ceiling: 8,200 m (26,900 ft)
Guns: one fixed, forward-firing 7.7mm (0.303in) Type 89 machine gun
撮影:中国航空博物館(北京)(2018年7月)、中国軍事博物館(北京)(2018年7月)
旧日本陸軍の練習機。旧日本軍の練習機は橙色の塗装がされていた。
複葉機の95式練習機を赤トンボと呼び親しまれていたが、この機も、第2次世界大戦中は橙色に塗装されていたのだろうか。
この機体は戦後は中国で練習機として使用された機体。