孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

青島の旅 Part 6 食品産業

2013年03月12日 00時14分58秒 | 旅行(中国)
青島は日系企業にとって食品産業と繊維の街。
青島郊外(車で2時間ほど)で有機農場を見学した。
その農場へ行く途中の道は一本道。 トラックがやってきて、お互い立ち往生。
こんなとき、中国のトラックは絶対道をゆずらない。 やむなく乗用車が避難できる場所まで延々とバック。
そして、中国のトラック運転手は礼も言わずに過ぎていくのがいつもの事だと聞かされた。
(その話を聞いたときは、ため息が聞こえたが・・)


牧場で健康な牛を育て、その糞で有機肥料を作り循環型の環境の循環サイクルを行う。
有機肥料は農業生産の貴重な資源となる。
写真は有機肥料を作っているところ。
強烈な臭いがした。しいていうなら、腐った臭豆腐の臭い。


農場で育てた野菜をいただき食べてみた。 新鮮で甘みがありオイシイ!!!


昼食は近くのホテルでカレーライス。
このカレーライスも絶品でした。


周囲の畑にはビニールシートが延々と敷かれていて、まるで雪道の中を車が走っているような感じ。
日本とは畑のスケールが違う。


そして、夜は青島市内の日本食屋で宴会。
鍋が美味しかったし、おにぎりのお米もウマカッタ!!





あれから2年 東日本大震災

2013年03月11日 23時00分00秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)
2年前の2011年3月11日、東日本大震災発生の日。
あの時、東日本が大変なことになっているのを知ったのは、息子からの電話。
丁度、重要な会議中だったので、自身の状況を知らないあたしゃ“今、仕事で重要な会議中”と不機嫌そうな声で告げ電話を切ったのを覚えている。 (息子よ、ゴメン)
しかし、東京が火事になっている、大きな地震とのことだったので、会議を終わると、半信半疑の状態でネットで地震の報道を知り、NHKで津波の様子が報道されているのを見て唖然としたのを覚えている。
オフィス内の各社は情報収集に駆け回っているところだったが、お互い話をしても分からない事だらけだった。
やがて、日本への電話もネットも回線の状況が悪化して通じなくなり、息子からは通常のメールアドレスではなく別サーバー経由でメールが入ってきて家族が安全である事を知りホッとした。
夜はたまたま来ていた東北に工場があり家族の安否を心配している出張者の情報に一緒になって喜んだり、まだ○○氏の家族は連絡が取れないと知り一緒に落胆した。

津波は6mと報道されれば、大体その3倍の高さの津波になることは、各種リスクが専攻なので大学院の授業で習っていて知っていた。
過去に津波がここまで来たという警告の碑がありながら、その下に家が建っているという事実もリスク学で習っていた。
(人間は過去を忘れてしまう生物だと感じながらも、津波のリスクまで忘れてしまった、または伝承されていな買ったのだろう。 そしてリスクを正しく認識していた地域は、いち早く非難なり日頃の対応を心がけていたのだろう)
テレビではいつになっても三陸の状況は報道されていない。
だから、三陸は大丈夫だろうかと何度も独り言で口走っていたことを思いだす。
2011年3月11日は北京に住んでいても長い夜だった。

あれから2年、被災地の復興は進んでいない。
組織の壁、被災者どうしの見解の違い、政府対応の遅れ、など等・・・
対応の遅れが、さらに被災者を苦しめている。
多くの方が行方不明のまま、あらためてご冥福を祈りたい。


津波の実験装置は、静岡市の東海大学海洋科学博物館にある。
地味な実験装置であるが、実際の事として眺めるとが出来る感覚の人であるならば、一見の価値がある。
この津波実験装置は毎日何度か公開実験を行っている。
http://www.umi.muse-tokai.jp/exhibit/perm/current/m_science/okugai00.html




青島の旅 Part 5 海軍博物館

2013年03月11日 01時41分14秒 | 旅行(中国)
今回の青島の中で、行きたかった場所の1つが海軍博物館。
ビールの街の青島は海軍の街でもある。 最近は空母遼寧の母港が青島となった。
遼寧も見たかったが、中国の事なので、そう簡単に見れる場所に停泊していないだろう。

青島の海軍博物館には潜水艦があり、その潜水艦に乗ることが出来る。
勿論、旧式なドン亀の潜水艦なのだが、それを楽しみしていたのだが・・・

海軍博物館の入口 (2013年3月9日)
入ろうとすると、守衛に止められた。
話を聞くと(良く分からない中国語でまくし立てられた)なんと休業中。
チケット売り場も閉まっており、内部を良く見ると建物の改装中(というか建て直し中)


この潜水艦に乗りたかったのだが・・・


敷地の間から、艦艇がみえる。 なんとか艦艇が見える場所が無いか思案したら、対面の小青島まで行けば反対側から見えそうなので、テクテクと歩くことにする。


歩くこと30分くらいか、突然歩いていた壁の上から航空機の垂直尾翼が見えた。
壁をよじ登ってのぞくと、写真のように無造作に航空機が置かれていた。
ピンポーン!! 反対側からのぞく事に成功。さらに小青島に向かって歩くことにする。


小青島からも入口があり(こちらも閉まっていましたが)、魚雷艇や砲塔がこれまた無造作に置かれていた。
砲塔の前にあるのは犬小屋です。(いかにも中国!!)




展示している旧式の駆逐艦級の艦艇が見えました
イメージ的には戦後建造の駆逐艦を何度か改修して当時の新鋭装備を載せたって感じがする艦艇です。











残念ながら潜水艦は見つけられませんでした。
入場料は高いので、外観だけなら、小青島への10元だけの出費で得した感じ・・・
海軍博物館の再オープンは当分先だろうなぁ。

青島の旅 Part 4 青島ビール博物館

2013年03月11日 01時01分01秒 | 旅行(中国)
青島と言えばビール。 青島ビール博物館にも行って来た。
青島ビールは1903年操業開始。 ドイツ、日本と経営者が変わったが博物館を見学すると日本人の経営時代の初期のビール製造方法を展示している。
ビール博物館は青島市の旧市街にあり、近づくと青島ビール街としての親しみを感じる中にある。
入場料は50元。 たっぷり1時間強、楽しめる博物館です。

1916年「大日本麦酒株式会社」がこの工場を買収し戦前は朝日、ヱビス、サッポロといった日本ブランドのビールが生産され、当時の日本人経営者のお茶碗等の生活用具(って、そんなの展示必要なの??)まで展示されていました。

青島ビール博物館の入口


青島ビール内の建物


屋上のビールを拡大すると、


この建物の中がビール博物館なのだが、中国語表記と英語記載ってまったく別の事が書いてある??
なぜ??


構内にある酒の神様の像


青島ビール池


当時は三ツ矢サイダーも製造していたのだろう・・・


当時のビールの製法を紹介






各社のビールを展示


無濾過ビールが試飲できます。
ビール工場の貯蔵タンクにある無濾過のビールが、最も美味しい。 その無濾過ビールが試飲できます。


ビール博物館の通りには写真のようにビール・ビール。 ビールの街です。



青島の旅 Part 2 青島で一番イタリアンの美味しい店

2013年03月10日 15時42分38秒 | 美味しかった食べ物・食の安全
青島での移動計画をオア島に人に話すと、青島で一番美味しいイタリアンの店が近くにあると青島の人たちが異口同音でいう。
こりゃ、行かなくちゃということで、9日の昼はイタリアンの店へ向かった。
店主の食材へのこだわりを感じて、パスタもピザもメチャうま!!
外国人(われわれも、この地では外国人なんだけど)も店内にちらほら。


店の入口


メニュー
(55元(青島では高めの設定)で美味しいイタリアンのランチが食べられる。コーヒーとアイスは20元)


シェフがピザを作っていました。 後方はピザ釜。 色も綺麗で調理場は明るく清潔なイメージ



ビザは3種類。パスタも3種類を数名でいただきました。
写真撮り忘れたけど、アイスも絶品
(グレープフルーツのアイスは今まで食べたことの無い味!!)




ここでのランチ目当てに青島まで遠征しても良いくらいの味でした!!
青島の人が、青島イチ、いや中国イチ美味しい店かもしれないと語っていたのはあながち誇張ではない気がした。

青島の旅 Part 1 ジャパンブランド展

2013年03月10日 13時13分13秒 | 旅行(中国)
3月7日から9日まで山東省の青島へ出かけてきた。 青島へいくのは10年ぶりくらいか・・・
9日は、青島のAEON内で3月11日まで開催の青島ジャパン・ブランド展を見学してきた。
主催: JETRO青島代表処、在青日資企業代表

昨年の反日感情悪化時に青島の日系企業は多くの被害を受けた。
その青島でジャパンブランド展がともかくも開催できたことは喜ばしいこと。
本当は、ジャッパンディの名称だったようだが、中国当局側とはいろいろまだまだあって、最終的に名称は青島ジャパン・ブランド展として粛々と行われていた。
進出している日系企業の日々の苦労、そして日系製品を試食したり購入する中国の人たち。
幾つかの食品を試食したけど、青島の日系食品は美味しかった!!

会場のAEON 青島東部店 (開店と同時に多くのお客さんが買い物に来ていました)



青島ジャパン・ブランド展(青島日本品牌展)のパンフレット


青島ジャパン・ブランド展



開店すぐだったので、まだ準備中です。
福島県


群馬県


日系企業の園芸


TOMYとキヤノン


パイロット



そして、青島はなんと言っても日系企業にとっては食品産業の街

冷凍食品メーカー




ソースメーカーはお好み焼きを
(この試食は食べそこねた、残念)


あんこがとても美味しかったです。 


かんぴょうは中国人は食べなれない食材の一つ
これも美味しかったです



青島のみなさん、頑張ってください。
AEON内で販売していたパンも美味しかったです。

このサンドイッチは、なんと8元。 肉もしっかりしていたし、玉子も美味しかった。

NHK 朝ドラ 大河ドラマ 視聴率

2013年03月03日 19時24分40秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)
さて、あと30分もすると今週の大河ドラマの八重の桜の放送が始まる。
今日はどんな展開だろう。
しかし、見ていて何となく飽きるのは何故だろう。
山本八重を演じる綾瀬はるかのキャラだけではないと思う。
綾瀬はるかというと、どうしても“ハッピーフライト”や“おっぱいバレー”の映画を思い出す。
視聴率だが、前評判や肝いりで宣伝する割には伸びていない。




一方、朝ドラの純と愛。
あたしゃ、相変わらずこの朝ドラ番組は嫌いだ。 見ていると、イライラする。
朝ドラはもっと安らかな気持ちにさせてくれよ!!と、言いたい。
しかし、よ~く考えると、この番組、実験的な試みで作ったと思うが、悪人はいない。
純の父親を武田鉄也が演じていたが、おいおいキンパチ先生のイメージ壊さないでと叫びたかったが、あの親父だって家業のホテルを守るためにいろいろしていた。
嫌味たっぷりな待田愛の母親だってそう。
で、話がとても急展開に進む。 しばらく見ていないと、エッ、武田鉄也が死んじゃったの?
母親が認知症!!。 働いていたホテルが火事で焼失。
自己中で空気の読めない夏菜が離婚。
よくまぁ、起きそうな事がてんこ盛りできるナァ、と、その点は感心する。
しかもいつの間にか悪人がいなかった登場人物が、“超善人”だらけになっている。
最後に夏菜が宮古島の浜で脱いだら、“おじいビックリ”だけどね。


101回目のプロポーズ (101次求婚)

2013年03月03日 02時25分38秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
街で映画のポスターを見た。
101次求婚。そう101回目のプロポーズの中国版。
日中関係がギクシャクしている中でのヒット映画で、劇中には日本製品が盛り沢山。
そして武田鉄也も特別出演。 この映画、2ヶ月ほど前にある事情があって、さわりの部分だけを見せてもらったのだが、まだ映画館へはでかけていない。
まだ上映しているのかな??

カメラ比較 Part 2

2013年03月03日 00時13分29秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
キヤノンG12とソニーα200、タムロンレンズの比較Part 2です。
望遠に関して先週の実験はキヤノンのカメラは最大まで望遠していなかったので、改めて撮影した。

ビルの窓 (キヤノンの実力はずごい。 一眼タイプの望遠300mmレンズ以上の実力。 共にAUTO撮影)
キヤノンG12


ソニーα200、タムロン18-200 (35mm換算28-300mm)



下記は最大望遠ではないですが、比較写真として
地下鉄10号線 (こんな位場所を、タムロンのズームで写すのが気の毒ですが、キヤノンの方が細かいところもしっかりしている。キヤノンのG12はAUTO、ソニーはマニュアル撮影)
キヤノンG12


ソニーα200、タムロン18-200 (35mm換算28-300mm)


北京の大気汚染

2013年03月01日 01時01分01秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
2月28日、起きたら部屋は暗いし、空の色は灰色。
こりゃ、大気汚染ひどいナァとアメリカ大使館のデータを確認したら、PM2.5が500。
日系社会の中では、日本の基準が70でそれを超えたらウンタラカンタラとTVでやっていたが、その基準を中国で導入したら我々は仕事はどうしたら良いのだとの意見が飛び交った一日でした。
下記はアメリカ大使館のデータですが、午後になって急に改善の兆候。
かなり強い風が吹きました。 でも、空の色は灰色。
こりゃ、黄砂の季節到来!!
と、感じていたら案の定、黄砂も原因のようでした。
ともあれ、強風のおかげで夜は大気汚染は改善されています。